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東京の地酒・小澤酒造場・桑乃都

Ozawah2昨年から東京にある造り酒屋を訪ねてますが、今回は八王子市にある「小澤酒造場」に行って来ました。
この酒造場は、奥多摩の沢井にある澤乃井のブランドで知られる「小澤酒造」と一字違いですが、こちらは有限会社でこじんまりとした印象です。八王子市を東西に走る国道20号線に面して店舗がありましたが、酒造の特長である煙突や蔵が見当たりません。
お店の人に伺うと、都市化が進むにつれて水が悪くなり、現在は酒造りをやめて外注しているとのこと。時代の流れとはいえ、ちょっとさびしく残念です!

ここで私は、純米吟醸生の「桑乃都」と純米酒「八王子城」を購入しました。
Hacjiouji今宵は「桑乃都」を飲んでみました。純米吟醸生酒なので冷蔵庫で貯蔵するように言われていたものです。
Silkroadところで八王子市は江戸時代から養蚕と織物が盛んで、長野や山梨から生糸が集められ、『桑都(そうと)』と呼ばれていたのです。・・・このことが「桑乃都」と命名する元となったと考えられます。・・・そして1859年に横浜港が開港すると、生産した生糸が高く外国に輸出されたことから、八王子から町田を経由して横浜に至る日本版『絹の道』が出来たのだそうです。この『絹の道』を通して、横浜からは外国の珍しい品々のほか、キリスト教や自由民権思想が広まったといわれています。当時の八王子の様子を知るてがかりとして、ドイツの考古学者シュリーマンが日本を訪れて八王子へ小旅行した時の様子を、「日本中国旅行記」に記していますが、それによると農家には手動式の生糸紡績機があったそうです。
Kuwanomiyako現在この絹の道は、国の「歴史の道百選」に選ばれており、また八王子市内には絹の道資料館が開館しており、歴史を知ることができます。私は未だ訪れていないので、一度行ってみたいと思っています。
さて、純米吟醸生酒「桑乃都」はどんな味わいでしょうか?
やや薄い黄色、淡黄色とでもいうのでしょうか、純米酒らしい色合いでした。そしてやや甘い香りで、口に含むととろりとした舌触りでした。口の中で温まると刺激があって、のど越しに辛口の余韻が残りました。

[メモ] アルコール分 17度以上18度未満、米、米こうじ(いずれも国産)
     精米歩合 60%、純米吟醸生、25年1月製造
     有限会社 小澤酒造場
     東京都八王子市八木町2-15

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