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ウィスキー・Ichiro’s Malt

Ichirou1Ichirou2先日大腸ポリープの除去手術を受けました。
時間にして30分程度の手術だったのですが、4日間入院。もう若くはないので、術後のケアのためアルコールは控えていたのですが、本日ウィスキーを飲んでみました。50度です!!
えっ、そんな強い酒を飲んで大丈夫か?ですって!
ええ・・・大丈夫だと思いますよ!だって2週間も我慢したんだから。・・・と、訳がわからないことを言っておりますが、今日は「Ichiro」という日本のウィスキーを飲んでみましたので紹介します。
ところで『3、2、1』という言葉を知ってますか?・・・カウントダウンか?ですって、いいえ、そうではありません。『3はサントリー、2はニッカ、1はイチロー』だそうで、国内のバーなどで注目されているのが、今宵飲む「イチローズモルト」なのです。ただし、「イチロー」は大リーガーのイチローとは関係なくて、秩父蒸留所のオーナー「肥土 伊知郎(あくと いちろう)」さんのイチローなのです!
さてこの伊知郎さん、決して順風満帆の人生ではなかった!!
Chichibu1埼玉県秩父市で江戸時代から続く造り酒屋の長男として生まれ、30歳代半ばで21代目として家業を継いだのですが、2004年業績不振のため他社に譲渡せざるを得なくなった。その時譲渡先が興味を示さなかった400樽のウィスキーの原酒だけが残った。彼はこの原酒、いわば「子ども」を世に出してあげたいと考え、ベンチャーウィスキーの会社を立ち上げたのです。そしてこのウィスキーを『イチローズモルト』と名づけてバー巡りをしながら紹介していったのです。ひと月に20万円が飲み代として消えたそうですから半端ではないです・・・それに体力も・・・私なら肝臓を壊しているかも・・・
でもこの時の経験が今に生きているのです!
Chichibu3それは「シングルモルト」をロックやストレートで楽しむ層が確実に増えている感触を得たのです。そしてついに2007年、先祖伝来の地秩父市ににウィスキーの蒸留所を完成させました。
秩父蒸留所は標高200m余にあり、夏は35度を超え冬は零度以下に冷え込み雪も積もる。こうした寒暖の差がたるの中のウィスキーの熟成を促すといわれています。
Chichibu2この『イチローズモルト』は海外での評価が高くて、出荷の半分は海外向けだったそうです。その理由は「個性的でおもしろい」という反応だったそうで、そう言えば本場スコットランドでは、小規模な蒸留所で個性的なウィスキーが造られているから当然の反応かもしれません。【写真はネットから拝借しまして、写っている方が肥土 伊知郎さんです】
さてこの「イチローズモルト」のテイストやいかに!?
Ichirou3当然ストレートでしょう!! 色はやや濃い目のきれいな黄金色、香りはちょっと刺激のあるもの。かなり強い個性かな?!・・・と思って口に含むと、意外や意外、舌触りは滑らか!そして温まると強い刺激が口の中に広がりました。スコッチウィスキーのスモーキィな味わいとは違った個性を感じました。

[メモ] アルコール分50%、
     株式会社ベンチャーウィスキー秩父蒸留所
     埼玉県秩父市みどりが丘49番地

【余談】 「イチローズモルト」の正式の名前
  本文で私は「イチローズモルト」と紹介しましたが、正式には「イチローズモルト&グレーン プレミアム チチブブレンデッドウィスキー」、というものです。これは、『秩父蒸留所のウィスキー原酒をキーモルトとして、グレーンウィスキー原酒を使用してブレンドしたもの』という意味です。  ところで「グレーンウィスキー」とは何でしょうか?
ウィスキーは蒸留によって濃度が高くなるのですが、連続式蒸留器の発明により94.8%という、とても高いアルコール度を実現できるようになったのです。これをグレンウィスキーといい、純度が高いため没個性で軽いフレーバーであるため、シングルモルトとブレンドするのに使われています。

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