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正月のお酒③ 「七賢 純米酒」

Shichiken1Ny2013一月も半ばを過ぎ正月気分はなくなりましたが、正月のお酒として三番目に山梨県北杜市・山梨銘醸㈱の「七賢 純米酒」を取り上げます。
この酒蔵は、寛延3年(1750年)創業といいますから約260年余続く歴史があります。地方にはこうした歴史ある酒蔵が多いですねぇ・・・。
この山梨銘醸の前身は、高遠の酒蔵であった北原家から分家して現在の北杜市台ケ原で酒造りを始め屋号を「中屋」と称したそうです。その後天保6年(1835年)、酒蔵の母屋が竣工した際に当時の高遠城主から『竹林の七賢人』を描いた欄間を戴いたことから、酒の銘柄を「七賢」としたとのこと。
なおこの「七賢人」とは、中国・魏の時代(3世紀頃)に酒を飲み清談を行った7人のことを言うそうです。彼らの言動は当時の偽善に満ちた社会に対して命をかけて批判したもので・・・私のように飲んだくれてワアワア話をするのではなくて・・・まさに七賢人と言われるゆえんです。
ちょっと話が横にそれましたが、その後第10代北原庫三郎の時(1925年)に株式会社にして現在の山梨銘醸となりました。現在は地元の食材を生かしたレストランも運営し、食とお酒の提案を行っているとのこと、一度訪ねてみたいものです。
Shichiken2さて「七賢」の特徴は何でしょうか?!
先ず第一に【甲斐駒ケ岳の伏流水】が挙げられます。標高2900mの甲斐駒ケ岳に源を発し、花崗岩層で濾過された伏流水は昭和60年に名水百選に指定されるなど、その美味しさには定評が!!
二番目は【山梨県産米】を使っていることです。平成11年に農業法人を設立し酒米生産グループを立ち上げて、山梨県産の酒米作りを推進してます。
そして最後は水と米を生かす【秘伝の醸造法の継承】です。昔ながらの蔵人制度を現代的にアレンジし社員に引き継ぐ努力を積み重ねているのです。 そしてこれらがそろって伝統の酒が出来るのです。
Shichiken3今回試飲するのは、「七賢 純米酒 酵母のほほえみ」です。
特に酵母は「自社天然酵母・白州千鳥ケ淵酵母使用」とラベルに表示されており、その特長として『口当たりが柔らかな酸味と冴えたキレがバランスよく整った味わい』であるとしてます。
早速ぬる燗で飲んでみましたが、最初にふわっとした甘い香りを感じた後口に含むと刺激の少ない辛口の味わいがしました。とても良いお酒でした。お勧めです!是非飲んでみて下さい。

[メモ]  15度以上16度未満、米、麹(共に国産)、精米歩合65%
    山梨銘醸株式会社
    山梨県北杜市白州町台ケ原2283
    Tel 0551-35-2236 http://www.sake-shichiken.co.jp/

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