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米焼酎・玄武

Genbu1焼酎というと九州!、というイメージですが、米焼酎や麦焼酎は九州以外の地方でも良く造られています。これは米や麦は穀類で全国的に作付けされているからだと思います。
今回紹介する「玄武」は、福島県会津若松市の宮泉銘醸株式会社の米焼酎です。福島県は米どころでよい日本酒と共に米焼酎が造られています。宮泉銘醸には日本酒の「写楽」があり、当ブログでも取り上げています(2011年5月22日付を参照してください)。
このほか「麦 玄武」もだしてますが、これは麦焼酎に少量の米焼酎をブレンドして熟成したものです。
Miyaizumiこの酒造は、老舗の春花酒造から昭和29年に分家創業し、創業者の宮森啓冶氏は『唐の太宗皇帝が、避暑に九成宮に出かけ場内を散歩していたところ、かすかに湿気を感じたので地面に杖を突き刺したところ甘く美味しい泉が湧き出した。』という故事からイメージして『宮泉』と名づけたそうです。
現在は昭和51年生まれの四代目社長宮森義弘氏で、「写楽 純愛仕込み」で一躍知られるようになりました。
さて米焼酎「玄武」という名前に由来は何でしょうか?
Genbu2中国の神話によると、天の四方をつかさどる霊獣を四神(しじん)といい、青龍(東方)、白虎(西方)、朱雀(南方)、玄武(北方)、がそれぞれの方位を守るとされていて、米焼酎「玄武」は四神の玄武からとったとのこと。なお昔会津藩では武家を中心に軍隊を組織し、17歳以下を白虎隊、18~35歳を朱雀隊、36~49歳を青龍隊、50歳以上を玄武隊と名前をつけていたそうです。白虎隊は有名ですが、玄武隊も戊辰の役で活躍したそうです。
また原料となる米について、宮泉銘醸のホームページによると会津米の特徴は、①稲穂が出て刈り取りまでの期間が22~24度の気候で米の成熟に最適。②粘土質の土壌で水や養分を保持。こうしたことから粒の大きな米ができるとのこと。なお酒米は、会津若松市湊町の農家の皆さんと協力して、減農薬農法によって作っているそうです。
地元密着でいいですね!!
由緒ある名前を冠し地元の原材料を使った「米焼酎 玄武」はどんな味でしょうか?
お湯割で試してみましたが、日本酒に近い米のほんのり甘い香りがしました。口当たりはどちらかというと辛口で、のど越しにその余韻が残りました。少し日本酒の趣があってさわやかな飲み口でした。

[メモ] 25度、米、米こうじ、長期熟成、竹炭仕上
    宮泉銘醸株式会社
    福島県会津若松市東栄町8-7

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