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東京の地酒・千代鶴

Nakamura1Nakamura4最近は『東京の地酒』として東京都にある酒造を訪ねています。
東京都には何と10も酒造があって、そのうちの1つは23区内にあり残りは23区外のいわゆる多摩地域にあります。しかし残念ながらひとつは休蔵中で、実際にお酒を造っているのは9蔵だけです。詳しくは【余談】で・・・
今回はあきる野市にある「千代鶴」の銘柄で知られている中村酒造を訪ねました。
酒造は黒い木製の塀でで囲まれており歴史を感じさせる造りでした。聞けば敷地は3千坪あるそうで、車の往来が激しい滝山街道に面して「酒造資料館」があり、その横の立派な門構えを入ると酒造りの蔵が並んでました。この酒造には、江戸時代の1804年(文化元年)に開業した当時の土蔵と空調完備の近代設備の蔵とが同居しているとのこと。酒蔵の見学には予約が必要だそうで、ホームページを事前にチェックしたものの「予約必要」とは記載されてなかったので、ちょっと残念。次回はしっかり予約したいと思います。
Nakamura2Nakamura3さて「酒蔵資料館」に入ってみました。酒造りの工程から、昔酒造りに使われた器具が展示されてました。器具は木製が多かったのですが、その中でワラをうまく利用しているのに感心しました。例えば酒米を蒸すには大きな釜でお湯を沸かしその蒸気で米を蒸すのですが、その時蒸気を逃がさないためにワラを太い縄上に編んで大きな輪を作ってパッキン代わりにしていたのです。ゴムのパッキンが無い時代の工夫ですね!こうした工夫された道具が陳列されて見ごたえがありました。
Chiyotさて酒蔵を訪ねてのお楽しみは、好みの酒を購入することです。
資料館の奥に販売コーナーがあってそこに酒造の製品がずらっと並んでました。思わず目移りしますねぇ・・・
やはりこの時期のものとして「ひやおろし」は欠かせない・・・ということで「ひやおろし 特別純米」を選びました。なお「ひやおろし」は、『厳寒に仕込んだ酒を春に火入れし貯蔵してひと夏を過ごすことで酒が熟成し味ものった高品質のものができる』、それを再度火入れせずそのまま出荷するので【冷卸し(ひやおろし)】と言うんだそうです。
さて次は何にしようか・・・さんざん迷った挙句、私は純米酒が好きなので「千代鶴・特別純米」を選択!ひやおろしと飲み比べてみることにしました。
Chiyothiya先日「澤乃井のひやおろし」飲みましたが、「千代鶴のひやおろし」はどんな味わいでしょうか!?
ぬる燗にしたのと冷酒と、二通りで飲んでみました。どちらも口当たりが良くて少し辛口の味わいでした。裏のラベルを見ると、日本酒度が+3となってました。日本酒度は酒に含まれるエキス分(主として糖分)を示し、プラスはエキス分が少ないことを表します。つまり+3は糖分が少なく辛口系のお酒だと言えます。
しかし冷酒はいけませんねぇ・・・ついつい盃を重ねて酩酊してしまいました・・・・Zzzzz・・・・・

[メモ]  15%以上16%未満、酸度1.7、精米歩合 麹米50%、掛米60%
      製造年月 2012年9月
      中村酒造     東京都あきる野市牛沼63

【余談】 東京の酒造
東京23区内にあるのは、①「丸眞正宗」(小山酒造・北区)。それ以外は多摩地区で、②「澤乃井」(小澤酒造・青梅市)、③「嘉泉」(田村酒造・福生市)、④「多満自慢」(石川酒造・福生市)、⑤「喜正」(野崎酒造・あきる野市)、⑥「千代鶴」(中村酒造場・あきる野市)、⑦「金婚」(豊島屋酒造・東村山市)、⑧「桑乃都(くわのみやこ)」(小澤酒造場・八王子市)、⑨「國府鶴(こうづる)」(野口酒造・府中市)、⑩「鳳桜(おおとりさくら)」(土屋酒造・狛江市・休蔵中)。

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