« 東京の地酒・澤乃井 | トップページ | 東京の地酒・千代鶴 »

ウィスキー・グレンスコシア

Glenscotia1スコッチのシングル・モルト「グレンスコシア(Glen Scotia)」を飲んでみました。このグレンスコシアはスコットランドのキャンベルタウンに蒸留所があるとのことなので、早速地図で当たってみました。
・・・が見つかりません。19世紀には大いに栄えた町だったそうなので簡単に見つかると思ったのですが・・・
そこで奥の手の【Whisky Map of Distillery】を見てみました。何しろこのサイトはURLで分かるように「maltmadnessモルト気違い」が運営しているのだから・・・と、ありました!スコットランドの中心都市グラスゴーから西へ100km程のキンタイア半島南端近くにキャンベルタウンと表示されてます。
この地は、スコットランドでは数少ない石炭の鉱脈があり、一方良質の大麦の産地でウィスキーの生産が盛ん、そしてこれらを輸出するのに適した良港に恵まれていたので、19世紀には大いに栄えたとのこと。一時期は30に及ぶ蒸留所があって『The Whisky Capital of the World』とまで言われたそうですが、現在は、スプリングバンク、グレンスコシア、グレンギリの3つだけが稼動しているのです。
何故こうなったのか?石炭が掘りつくされたことも一因ですが、ウィスキー造りが「質より量」に陥り品質の評判を落としたところに、20世紀になって第一次世界大戦、アメリカの禁酒法制定により大打撃を受けたのです。なおニッカウィスキーの創業者竹鶴政孝が1920年代にこの地で修行したのですが、当時はまだ21の蒸留所があったそうです。
Glenscotia1tさて、「グレンスコシア(Glen Scotia)」は、1832年の設立というから180年位の歴史を誇る蒸留所です。ただ前述したようにキャンベルタウンのウィスキー蒸留所は多くが淘汰され、グレンスコシアもご他聞にもれず長い間休止したり莫大な借金を苦にして経営者が命を絶つ、など試練の連続でした。そして現在は、・・・ホームページによると・・・規模は小さくて3人で運用するスコットランドで最も効率的な蒸留所と言われているとのこと。
ウィスキー造りの基本である水は、キャンベルタウンの南にある人工のクロスヒル湖と蒸留所の地下24mからくみ上げるものと両方を使っているそうです。このくみ上げた水のせいでしょうか、briny(塩辛さ)を感じると言われています。
Glenscotia2では早速試飲してみましょう!
色は琥珀色というよりやや赤みが強い感じを受けました。brinyといい、ちょっと個性が強いのかなと思って匂いをかぐとスコッチ独特のスモーキィな香りがしました。これはガツン系か!?と思って口に含むと、意外や意外滑らかな舌触りでした。そして口の中で温まるにつれてゆっくりと舌に刺激が広がり、その余韻が残りました。なお残念ながら「塩辛さ」は感じませんでした。・・・多分私の舌がそれほど敏感ではないのでしょう・・・

[メモ]  40%、Aged 12 years
      Glen Scotia Distillery、Argyllshire、SCOTLANS

蒸留所のホームページ http://www.glenscotia-distillery.co.uk/
蒸留所の地図 http://www.maltmadness.com/whisky/map/

|

« 東京の地酒・澤乃井 | トップページ | 東京の地酒・千代鶴 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/52712/55738299

この記事へのトラックバック一覧です: ウィスキー・グレンスコシア:

« 東京の地酒・澤乃井 | トップページ | 東京の地酒・千代鶴 »