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東京の地酒・澤乃井

Ozawa1残暑が厳しい一日、東京・青梅市にある小澤酒造に行ってきました。
小澤酒造は『澤乃井』のブランドで知られており、このブログでも何度か紹介してますが、今回は酒蔵の見学会に参加してきました。事前にネットで申し込みをして、当日は売店で見学者カードをもらって定刻に酒蔵の控え室に集まりました。控え室には、若い女性2人連れが2組、友達同士の若い男性2人、40代?位の男性一人と私と同年代と思われる男性、それに私の合計9名でした。
平日としては多いように思いましたし、特に若い人が多いのに驚きました。
SawanoikoteiOzawa2さて酒蔵見学は、まず『日本酒のできるまで』が酒造りを担当している方から酒造りの工程の説明がありました。特に「三段仕込」は仕込む量と日にちを変え3回にわたって仕込むとのこと。実際に酒造りに携わっている人の説明なので、具体的で説得力がありました。説明の後、扉の上に神棚が祭られている元禄蔵に入りました。この蔵はその名のとおり酒蔵が創業した元禄当時から使っているそうで、約300年余の歴史があります。蔵は土蔵つくりで壁の厚さは20センチくらいあるので蔵の中の温度は1年を通して一定とのこと。
ちなみに温度計を見ると23度でした。
蔵の中には巨大な貯蔵タンクが並んでました。タンクにはタンク番号の他に「8109」とか「8101」など、意味不明の数字?が表示されています。実はこの数字はタンクの容量(リットル)をしめしていて、税務署立会いで容量を計測しているそうです。これは酒税の関係で正確な量を確定しなければならないとか。次に精米する工程を見学しましたが、大吟醸向けの酒米を50%以上削るのになんと80時間もかけるとのこと。その方法は米をバキュームで強制的に撹拌することで、米同士がぶつかり合って削られる・・・・なので、この方法だと80時間はかかる!いやはや驚きました!!
WsawanoiShiyaoroshiこのほか10年以上ねかせた長期熟成酒や酒の決め手となる湧水を見学した後、お楽しみの試飲です!
今回はひと夏ねかせて熟成した「ひやおろし」でしたが、利き酒の方法(色、香、味)についても教えてもらいました。ただ残念ながら私は車で行ったので、色と香を楽しんだだけです。その後、酒造の売店で「ひやおろし」と最近復刻した木桶に貯蔵し熟成した「彩は(イロハ)」を購入しました。
家に帰って、早速試飲できなかった「ひやおろし」をぬる燗で飲んでみました。
利き酒では、「上立ち香」といって注がれた酒の香と口に含んで感じる香を「含み香」と区別するそうです。「ひやおろし」の場合、上立ち香は純米らしいほんのり甘く、含み香は香というか甘さの中にほんのちょっぴり辛さを感じるものでした。全体にしっかりとした味わいで、これが「ひやおろし」の特長かな!?と思いました。

[メモ] 15度以上16度未満、元禄蔵熟成 純米酒
     米(国産)、米麹(国産米)、精米歩合65%
     小澤酒造株式会社 東京都青梅市沢井2-770

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コメント

削って削っていいとこだけ!・・・正にその通りで、削られた酒米を見ると真っ白な粉で、いわゆる米粒の原型は全くありませんでしたよ。

投稿: たけぼう | 2012/10/04 21:28

酒蔵見学いいですね!大吟醸ってやっぱり手間ひまかけて削って削って中のいいとこだけ使ってるんですね〜。

投稿: furuta | 2012/09/24 23:29

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