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東京の地酒・喜正

Kishou01暑い夏だというのに、最近は日本酒を飲むのが多くなりました。
皆さんはいかがですか?私の場合日本酒の飲み方はぬる燗が基本です。ぬる燗は、体温に近い温かさなので舌の味覚が鋭くなり日本酒の微妙な味わいが分かる、とされているので、なるべくぬる燗で飲むようにしております。
しかし夏は冷やして味わう日本酒もまた格別です。冷たいビールでのどを潤す!!いうのも暑い夏のすごし方のひとつですが、冷たい日本酒で濃厚な味わいを愉しむのも良いものです。
・・・ということで選ぶ日本酒は、純米系のやや濃厚なものを選んでます。もちろん吟醸系のあっさりした飲み心地のものも冷やで飲むと美味しいのですが、ついつい盃を重ねてしまい私にとっては危険な飲み方ですね。
Kishoukura1Kishoukura2さて先日、東京都の西部、あきる野市にある野崎酒造を訪ねました。
我が家から片道40km、行きは高速を利用し西八王子ICで降りて30分位、トータルで1時間程かかって着きました。こじんまりとした酒造で、門に杉玉が掛かってなければ大きなお屋敷と間違えそうです。でも酒造独特の大きな煙突があり、場内では湧き水が音を立てて流れてました。水が豊富なんですね!・・・聞けば裏にある戸倉城山の伏流水とか・・・やはり酒造りは水が決め手ですね!
この酒造は明治17年(1884年)創業といいますから、130年近くの歴史があります。初代野崎喜三郎がこの地で開いたのですが、銘柄の「喜正」については次のようなエピソードがあります。明治の初期にはお酒に銘柄をつける習慣はなかったそうですが、明治中ごろから名前を付けるのが流行り、野崎酒造でも初代の名前の「喜」をとって「喜笑」としようとしました。でもお酒は仏事でも使うので「笑」はまずいだろうとなって、「笑」と同じ音の「正」を使い「喜正」としたそうです。
Kishou02現在五代目が酒造を切り盛りしてますが、生産は400石程度と少ないものの、手作りを基本とし流通段階の品質低下を防ぐため目の届く地元を中心に販売しているそうです。ホームページを見ると『東京の山里で真心こめて醸す酒』という言葉がありました。場内はゴミ一つ無く清掃されており、酒造りのほとんどの工程は手作業で行っているとのこと。正に「真心こめた」酒造りの姿勢を感じました。
さて肝心のテイストはどんなでしょうか?
山田錦を使った純米酒を買ってきたので、早速飲んでみました!
ぬる燗もいいのですが、今回は冷やして飲んでみました。香はそんなに強くなくて穏やかな感じがしました。でも口に含むとふくよかなうまみがあり、しっかりとした味わいでした。ぬる燗にすると濃醇さが強く出てくると思います。
わざわざ車を運転して行った価値はあったと思います。

[メモ] 15度以上16度未満、米(岡山県産山田錦100%使用)、米麹(国産米)、
    精米歩合 60%、日本酒度 +5、酸度 1.6、仕込水 城山からの天然水

    野崎酒造株式会社  東京都あきる野市戸倉63

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