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ウィスキー・ペンデリン(Penderyn)

Penderyn今回取り上げる「ペンデリン(Penderyn)」はシングルモルトではあるものの、イギリスのウェールズ地方で蒸留されたウィスキーです。
ですから「ウェールズのシングルモルト」ですね!
ところでウェールズはイングランドの西方にあって、セントジョージズ海峡を隔ててアイルランドと向き合っています。スコットランドよりは南ですが、それでも北緯52度!日本で言えば樺太(サハリン)の北部になるのです。
Penderynのホームページを見ると「ウェールズの蒸留の歴史」という項目があります。それによると4世紀には蒸留を行なっていたそうです。・・・蒸留法は古代ギリシャの錬金術から派生したと言われており、長い時間の経過とともにヨーロッパを経由しアイルランドからスコットランドへ伝わったとするのが通説ですが、海を隔ててアイルランドに接するウェールズにも早くから伝わったのだと思います。
近代に入って、Evan Williamsが1705年に蒸留所を開設したことが記録にあるそうです。なおこのWilliamsは後にアメリカへ移住しケンタッキー・ウィスキーの設立に係わったそうです。それで、アメリカの有名な「Jack Daniels(ジャック・ダニエル)」はウェールズがルーツだ、と言われてます。
その後19世紀末に短期間蒸留が行われた時期があったそうですが、禁酒法や設立者の死去などにより中断、結局2000年9月14日にPenderyn蒸留所が開設されウェールズの正式な蒸留所となった、とのことです。ですから、スコッチと比べて新しい蒸留所なんですね!
SketchofthestillLagavulin_stillさてこの「Penderyn」の特徴ですが、蒸留器に独特の形をしたものを使っています。写真が無かったのでスケッチを拝借して掲載しました。一般にスコットランドの蒸留器は下側が大きくふくれた形をしてますが、こちらは円筒型です。
それから熟成法もちょっと違っていて、先ずバーボン樽で熟成し、仕上げにマイデラ酒(ポルトガル領マデイラ諸島の白ブドウ酒の一種・・・らしい・・・)の樽を使って熟成しているとのこと。このため優しいけど複雑な味わいとなっているそうです。
早速試してみましょう!
色はうすい黄色で、カティサークに似た色合いです。香りもツンとした刺激が無く味わいも比較的軽くてすいすいと飲めました。そういえば、このシングルモルトの特徴は『the smoothest wysgi on earth』だと書いてありました。ここでwysgiとはwelsh for Wiskey の意味だそうで、もっともスムースなウェールズのウィスキーとでも言うんでしょう!

[メモ] 46%
     The Welsh Whisky Company
Penderyn Distillery
Penderyn WALES UK

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