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東京の地酒・嘉泉(田村酒造場)

Tamura1_2今年の冬は寒さが厳しく3月になっても暖かくなりませんでした。桜の開花が遅れ4月に入って一斉に開花!! 4月11日に前線が日本列島を通過したのでせっかく開花した桜も散ってしまうと危惧しましたが、寒さに耐えた桜は強かった!先週末も頑張って咲いてました!
その桜を見に行った帰り道、「嘉泉」の銘柄で有名な東京・福生市の田村酒造場に立ち寄ってきたので、紹介しましょう!
福生市は米軍の横田基地がありいわゆる普通の都市とは違いますが、市内には多摩川が流れ玉川上水もあり、川沿いには桜並木が続き自然あふれる地域でもあるのです。
この水が豊富なことを生かして古くから酒造りが盛んで、今回訪ねた田村酒造場のほか「多摩自慢」の銘柄で知られる石川酒造もあります(2009年5月10日のブログを参照のこと)。
Tamura3酒造の駐車場は広くて遠くに奥多摩の山々をのぞむことでき、ゆったりとした気分になりました。門を入ると左側に仕込蔵がありレンガ造り(・・・と思われる)煙突があり、更に大きな桜の木が酒造場の中央にデンと控えていて見ごたえがありました。酒造に来ても花見が出来るなんて・・・幸運!!酒造場内はきれいに清掃されているので、とても気持ちが良かったですねぇ・・・『口に入るものだから清潔にする。』という蔵人の酒造りにかける姿勢が感じられました。
Tamura4Tamura5桜の下に展示蔵があって、田村酒造場の嘉泉が並べられ、ふと見上げると赤い角樽と杉玉が飾られていて、なかなか見ごたえがありました。
残念ながら仕込蔵の中の見学は10人以上で事前の予約が必要で、それに今回は車で来たので展示されている中から気になるお酒を購入して家でじっくり味わうことにしました。
Kasen2Kasen3購入したのは「嘉泉・純米吟醸・生酒」!!
酒造によるおいしい飲み方の一押しは冷酒、とのことで、冷蔵庫で冷やして飲んでみました。純米酒らしい濃厚な味わいでのど越しに辛口の余韻が残りました。純米酒は冷やしてもやや甘味を感じるものが多いように思いますが、これはちょっと辛口で独特の味わいを楽しむことが出来ました。

[メモ] 14度以上15度未満、精米歩合55%、酸度1.6、日本酒度+1
    田村酒造場
    東京都福生市福生626   Tel 042-551-0003

【余談】銘柄「嘉泉」のいわれ 
Tamura2 文政5年(1822年)、田村家九代目勘次郎が造り酒屋を家業とすることを決め、蔵元として歩み始めたとのこと。酒造りを始めるに当たって、敷地内の各所に井戸を掘って調べたところ、大ケヤキの傍から泉がこんこんと湧き出てきて、しかも酒造りに最適な水だったそうです。九代目はこの水を「よきいずみ」としてたたえ酒の銘柄を『嘉泉(かせん)』と命名したとのことです。
その後慶応3年(1867年)、幕府から取水権を得て玉川上水を敷地内に取り入れ、精米や灌漑・生活用水として活用したとのことです。現在も仕込蔵横にきれいな水が流れていましたが、これはその一部だそうです。


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