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ウィスキー・タラモア デュー(Tullamore Dew)

Tullamore1Tullamoremap久しぶりにウィスキーを飲みました。
最近良く飲んでいるスコッチのシングル・モルトではなく、スコットランドのお隣のアイルランドのウィスキーです。
「Tullamore」は地名で、Tulach Mhor(=big hill 大きな丘)からきているとのこと。周囲を山で囲まれ穀物が豊に実る地域でウィスキー造りに欠かせない良い大麦と良質の水に恵まれているそうです。ホームページに掲載されていた地図を拝借しましたが、アイルランドのほぼ中心にあることが分かります。
1829年、この地でMichael Molloyが蒸留所を開設したのが始まりだそうですが、ブランド名は地名のとおりの「Tullamore」でした。その後1862年に一人の青年がこの蒸留所で働き始めました。彼の名は、Daniel E Williams!彼が1887年ゼネラル・マネジャーに就任すると次々と蒸留所内の改革を実行し近代化を進めたのです。この結果品質が向上し経営的にも成功したことから、彼のイニシャルを取ってブランド名を「Tullamore Dew」とすることになったのです。
Tullamore2さてここで、アイリッシュ・ウィスキーの特長をまとめておきましょう!
先ず大麦から麦芽をつくる際にピート(泥炭)をたいて乾燥することをしないので、スコッチ独特のあのスモーキィな味わいはありません。そして・・・ラベルにも書いてありますが・・・蒸留を3回行うのです。何故、3回も蒸留を行なうのか!?・・・そもそも蒸留法はメソポタミアに発し、その後この技術が地中海沿岸、スペイン、そしてアイルランドを経由してスコットランドに伝わった、と言われています。・・・で、これは私の想像ですが、アイルランドに蒸留法が伝わった当時、蒸留によって純度が上がらなかったため3回も蒸留を行なったのではないか、と・・・
ちょっと横道にそれましたが、3回蒸留法によってよりアルコール純度が上がり、スムースさが増したと言われています。
さてその「Tullamore Dew」の味わいは!?
色はそんなに強い黄色ではなくクリアな感じです。そして口に含むと優しくなじむ感じがしました。スコッチのシングルモルトのような強い個性はありませんが、中庸で誰にでも親しまれ好まれるテイストのウィスキーでした。

[メモ]  40度、モルト、グレーン
Triple Distilled
     Tullamore Dew Company Ltd.
     Tullamore County Offaly Ireland

【余談】 『 The Legendary IRISH  WHISKEY 』
Thelegend  ラベルには上記のように印刷されています。『伝説のアイリッシュ・ウィスキー』とでもいうのでしょう!
さてこのウィスキーはDew すなわちDaniel E Williams の功績が大きかったことは既に述べましたが、長い歴史の中でいつも順調だった訳ではありません。アメリカの禁酒法、英国との経済戦争、第二次世界大戦、など大きな波に襲われたのですが、第二次大戦後D.E W.の孫のDesmand Williamsがマーケティングの手法を導入しウィスキー造りを行い業績を伸ばし会社を救済したとのこと。長い歴史の中にはこのように中興の祖が現れるのですね!孫がDewのブランドを守り継承した!これは良い話だと思って紹介した次第です。
ところで、ウィスキーは「whiskey」とつづるんでしたっけ?ラベルにはこうありますが、「whisky」ではなかったかな?・・・と調べてみたら、「whiskey」は主に米国やアイルランドで、「whisky」は英国、カナダで使うそうです。アイルランドと英国、お隣同士でつづりが違うとは・・・中学時代には習ってなかったよなぁ・・・でも中学生はお酒を飲めないから習わなかったのは当然か・・・

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