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日本酒・一の蔵 有機米仕込特別純米酒

東日本大震災から1年!メディアは特別番組などを組んで、大震災からの1年間を特集しています。
被災された方々の暮らしや復興にむけた取り組みなどそれぞれに胸を打つ番組や記事が見られますが、復興に向けたキーポイントはがれきの処理ではないでしょうか。・・・宮城県では20年分、岩手県でも11年分のがれきの処理が必要とか・・・県単独では処理できないのは明らかで、他の自治体で受け入れ処理することが主要課題です。
でもそれが遅々として進まない現状!その理由は、がれきが放射能汚染されている恐れがあるから、とか。
・・・確かにその恐れはありますが、受け入れ前にきちんと放射能を計測し問題ないものを処理するという手順をとれば良いと考えますが・・・現に東京都は放射能を計測しその数値を公表しがれきの処理をすすめているんですから。
大震災直後、日本中が「なんとかしたい!」と心を一つにし、それは『絆』という文字に象徴されたと思います。でもそれは時間と共に失われ『がれきの処理は必要だけど、自分たちの所ではなく他所でやってよ!』となってしまったと思わざるを得ません・・・。
もちろん、例えばお母さんが子供の健康被害を心配するのは分かりますが、きちんと放射能を計測・管理して問題無いがれきの処理を進めることが重要だと考えます。
大震災直後日本人の振る舞いは世界から賞賛されましたが、時の経過と共に絆がほどけて行くようで情けないことです。
Ichinokura1・・・と、まぁ怒っていても仕方がないので、酒を飲んで気分転換。
ドイトで購入した東北の地酒「一の蔵・特別純米酒」を飲みました。
一の蔵酒造は宮城県の大崎市松山にあります。ここは仙台市から40kmほど北の内陸にあるので津波の被害はなかったものの、大きな揺れのために貯蔵タンクがずれたり一升瓶が割れたりして、大きな被害を受けたのです。蔵人たちは、自宅が被災したにもかかわらず蔵の復旧を優先して取り組んだそうです。しかし翌4月に大きな余震がありせっかく片付けた酒蔵がまた被災したとか・・・。
こうした苦労を経て酒造りを再開し、私が手にした「一の蔵・特別純米酒」は2011年6月の製造となっております。これらの経緯は、一の蔵のホームページに『被害状況と復旧の軌跡』というスライドショーにまとめてあるのでご覧ください。
Ichinokura2さて一の蔵はもはや全国区のブランドで、「発砲清酒・すず音」など個性のある日本酒を出していてご存知の方も多いと思います。
今回は「有機米仕込特別純米酒」で、有機米「ひとめぼれ」を原材料としています。この酒造では環境問題にも力を入れており、環境保全型農業によって栽培された原料米を使うほか、例えば酒瓶に反復使用可能なRビン(リユースビン、リターナブルビン)を使っているのです。現在一升瓶は100%、四合瓶では99.9%使用しているそうで、こうすることで1本当りCO2を50~100g削減できるのだそうです。
さて、酒造のいろんな想いがこもった「一の蔵・有機米仕込特別純米酒」はどんな味わいでしょうか?
いつもの通りぬる燗で飲んでみました。
先ず香がそんなに強くありません。温めても香りは強くならなくて濃厚な感じはしませんでした。純米らしさを強調せず優しい口当たり、それでいて酸味も少しあって奥行きを感じさせるお酒でした。

[メモ]  14度以上15度未満、米(宮城県産)、米こうじ(宮城県産)、
                   ひとめぼれ100%、精米歩合55%
     株式会社一の蔵   宮城県大崎市松山千石字大欅14
                  Tel 0229-55-3322    http://www.ichinokura.co.jp/

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