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芋焼酎・とちあかね

Tochiakane1芋焼酎といえば、何と言っても九州、しかも薩摩(鹿児島)でしょう!
・・・だって「サツマ(薩摩)・イモ」、といいますからね!・・・駄じゃれからはじまって失礼しました。とは言え、九州の芋焼酎は歴史がありそれぞれ酒造の個性があって、飲み比べると楽しいものです。
しかし考えてみるとサツマイモは本州でも栽培されているので、それぞれの土地で芋焼酎があっても不思議は無いはず。・・・と思って東京・狛江市の籠屋さんでずらっと並んだ焼酎を見ていくと、変り種の焼酎がありました!
前回は麦焼酎で甲類と乙類の焼酎をブレンドしたものでしたが、今回は本場九州ではなく何と栃木県の芋焼酎です。
BeniazumaKoganesenkan栃木県那賀川町にある白相(しらそ)酒造の「とちあかね」という芋焼酎ですが、栃木県産のベニアズマというサツマイモを使っているのです。この「ベニアズマ」は全体が紅(赤)色で細長く近所のスーパーでも見かけるように思います。「ベニアズマ」は茨城県の農業試験場で開発された品種だそうで、関東地方では一般的なものなのでしょう。一方薩摩焼酎でもっぱら使われるサツマイモは「黄金千貫」という品種で、色はうす茶色で見た目はかなりゴツイ感じがします。
この白相酒造の沿革ですがホームページに掲載されてないので良くわかりません。一説によると、昭和30年後半農業から酒造りに転進し当初日本酒だったのを2004年から焼酎の醸造を始めた、とのこと。また栃木県は大麦の生産県として佐賀県と一、二を争っており、平成18年から20年の3年間を除き全国一となってます。しかし麦焼酎を造る酒造が無いことから、白相酒造では麦焼酎の製造を始めたそうです。またこの酒造のこだわりとして、花酵母(ツルバラやベコニアなどの花から分離したもので、その方法を東京農業短期大学醸造学科が開発)を使った香味付けをしていることがあります。このように白相酒造の特徴は、地域に密着しナンバーワンではなくオンリーワンを目指していることだと思います。
Tochiakane2さて、今回取り上げた「とちあかね」ですが、瓶には「蒸留直後・出来立て」のラベルが貼ってあります。またアルコールは37度と表示されてます。普通焼酎は25度だからかなり高めです。それは、蒸留直後の新酒を濾過せずそのまま瓶詰めしているからです。一般に蒸留直後の新酒にはガス分が含まれていて酒質が荒く「ガス焼酎」といって避けるのですが、「とちあかね」はこれをあえて商品化したものだそうです。従って出荷量はとても少ないとのこと。
では早速試飲してみましょう。
香?はちょっと複雑です。・・・芋の甘い香の他にガス成分の何か匂いがあるような無いような・・・風邪をひいているので正確に表現できません、スミマセン。最初はお湯割で飲んでみました。アルコール度が高い分濃厚ですね!これならロックでもいいかも・・・ということでロックでも試してみましたが濃厚な味わいが控えめになって美味しく飲めました。どちらかというとロックがお勧めです。

[メモ] 37度、原材料:芋(ベニアズマ、栃木県産)、米こうじ
    白相酒造株式会社
    栃木県那須郡小川町715-2

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