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日本酒・金紋両國 別格純米酒

Ryougoku1東日本大震災からもう一年になろうとしてます。
何か被災地のために役立つことをしたい、と思いつつ毎日の生活に追われ、何もしない出来ない自分自身にもどかしさを感じています。せめて自分にできるのは・・・東北の地酒を飲むことかな!?・・・と我田引水、東北の地酒を求めて国分寺市にある「ドイト恋ヶ窪店」に行ってきました。「ドイト」は、Do it yourself のDo it をローマ字読みして名付けられたと想像してますが、木工材料、工具などから園芸品、肥料までそろえるホームセンターです。
Ichinokura1では何故東北の地酒を取り扱うのか?・・・それは大震災で宮城県の仙台若林店が被災し営業できなくなり、ちょうどイトーヨーカ堂が撤退し空いていた店舗を「恋ヶ窪店」としてリニューアルしたのです。そして仙台若林店で働いていた従業員の中で希望者を雇用して開店したのです。新店舗で系列店の経験者を雇うのは即戦力になると共に被災地の雇用を確保する意味でも非常に意義のあることだと考えます。そして私にとっても重要なことは、この店に東北の地酒が置いてあることです。
さてそうして今回選んだのは「金紋両國・別格純米酒」、「一の蔵・有機栽培仕込純米酒」です。
Ryougoku2今回試飲した「金紋両國」は宮城県気仙沼市の「角星(かくぼし)」という会社のお酒です。
「角星」とはユニークな名前だな・・・と思って調べてみると・・・この会社は明治39年創業とのことで、105年の歴史があります。そして創業間もない頃、新酒を神社に奉納し良い酒が出来るよう夜を徹して祈願したところ、明けの明星の光が神社の御神鏡に当たって献上する酒の上で輝いた。これは吉兆として「角星」という屋号を定めた。・・・・というのです・・・ウ~ム、これは・・・神話の世界ですね!
なおブランド名の「両國」は、昔陸中の国(岩手県)で酒造りをし備前の国(宮城県)で販売していたことから、付けられたそうです。・・・これはシンプルで記憶に残りやすいです。
さて今回手にした「金紋両國・別格純米酒」は、2011年5月製造、となってました。
気仙沼市は津波に襲われ、特に「角星」は住所からすると海岸から2、300メートルの地点なので、大きな被害を受けたと思うのですが、それでも5月には出荷したのですね!蔵人たちの心意気を感じました!
先ずぬる燗で・・・純米らしい香りとしっかりとした味わい、それでいてのど越しは辛口の余韻が残りました。一言で言うと「濃醇辛口」ですね!そして冷酒でも味わってみましたが、濃醇さが少し弱まりしっかり系から少し端麗系に変わったように思います。どちらでもこのお酒の良さを堪能できました。

[メモ] 15.5度、国産米、米麹、精米歩合 55%
     株式会社 角星
     宮城県気仙沼市太田1-224-1

【余談】 「角星」の現状
 この酒造の被災状況をネットで調べてみましたが、よく分かりませんでした。
ところが今夜偶然震災時の状況とその後の酒造の奮闘を伝える記事『被災地、希望の灯火に 宮城・気仙沼の老舗酒造が「復興酒」出荷へ』を見つけました。
それによると今回飲んだ「金紋両國・別格純米酒」は、津波から奇跡的に助かった熟成タンク(6000リットル)のもろみから造られた酒だったのです。
詳しくは以下のページを参照して下さい。
    http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110414/dst11041423070067-n1.htm

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