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ワインツーリズム2011・丸藤葡萄酒工業

Marufuji3Nafudaまるき葡萄酒でテイスティングを何杯も重ねたので、かなり酩酊してきました。
でもここで眠るわけにはいきません!次のワイナリー丸藤(まるふじ)葡萄酒工業に向かいました。
真っ赤な顔をしながら歩くこと10分程、大きな門構えのワイナリーに着きました。門前からはすでに大勢の人がテイスティングをしている様子が見えました。
早速ワイングラスを受け取って新酒からいただきました。新酒は赤も白もフレッシュでフルーティな感じがしました。今年はブドウの出来は良かったそうですから美味しいワインが出来たのでしょう!そして少し奥まった所がヴィンテージもののワインの試飲コーナーになってました。その中ではシュール・リー製法で造られた白ワイン、創業120周年記念の赤ワインなどが印象に残りました。シュール・リー製法についてワイナリーの方に質問したところ、『ワインを造る過程で出る澱(おり)を取る(澱引き、と言います)ことをしないで熟成する方法』とのことで、そのせいかしっかりした味わいでした。
Marufuji4さてテイスティングの後は見学者コースを歩いてみました。
清潔に掃除が行き届いた構内に整然と樽や瓶詰めされたワインが並んでました。そして特に印象に残ったのは壁に酒石酸の結晶が付着しキラキラと輝いていることでした。照明を落としてあり、まるで夜空に星がきらめいているように演出されていて、これこそは創業120周年となる歴史の証拠だと思いました!
なお丸藤ワイナリーは、1890年(明治23年)5月、大村冶作が自宅の庭に醸造場を作ったのが始まりだそうです。当時は今のようにワインが知られていない時代ですから、まさに果敢な挑戦であったと思います。
Marufuji丸藤で買ったのは「120周年記念 ルバイヤードワイン 赤」です。
2007年の塩尻産メルロー種を主体に自園栽培のカベルネソービニオン種等をブレンドしているとのことで、複雑な味わいが楽しめそうです。
なお丸藤ワイナリーのワインには「ルバイヤート」という名前が付けられています。何という意味なのか、どうして付けられたのかなど、この名前については別途【余談】コーナー?!で紹介しましょう。
さてどんな味わいか、試してみましょう!
Marufuji2見た目はやや明るい赤でしたが、光にかざすと鮮やかなルビー色となりました。香りははきつくなく飲みごこちは優しい、ミディアムタイプのワインでした。数種類のブドウをブレンドしてあるのでちょっと表現しにくい味わいですが、果実の香と少しの酸味、適度な渋みを感じとてもバランスのとれた飲みやすい赤ワインでした。

[メモ] 12.5%、塩尻産メルロー、自園産:カベルネソービニオン、プティ・ウェルドー
     丸藤葡萄酒工業
     山梨県甲州市勝沼町藤井780  http://www.rubaiyat.jp

【余談】 ルバイヤート
 そもそも「ルバイヤート」とは何か?教養のない私にはさっぱり分かりません。その答えはワイナリーで貰った「ルバイヤートものがたり」というパンフレットにありました。
昔ペルシャの詩人たちは、人生の苦しみや憧れを4行の詩に託し、そうした詩集の形を「ルバイヤート」と呼んだとのこと。なかでも最大の詩人と言われたオマル・ハイヤームは、紅の美酒(ワイン!?)と美女をうたった詩が多いことから、昭和32年に詩人・日夏耿之介氏がブランド名を「ルバイヤート」と提案し採用され現在に至っているそうです。なお岩波文庫に「ルバイヤート」が所蔵されています。
さてルバイヤートのなかで、私が特に気に入った詩を掲載しておきます。
   酒をのめ、それこそ永遠の生命だ
   また青春の唯一の効果(しるし)だ
   花と酒、君も浮かれる春の季節に、
   たのしめ一瞬(ひととき)を、それこそ真の人生だ!
これからも私は、『真の人生』を求めて飲み続けます!!

 

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