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諏訪の地酒2・横笛・ひやおろし純米酒

Photo今回は、上諏訪・伊東酒造の「横笛・ひやおろし純米酒」を飲んだので紹介しましょう!
JR上諏訪駅前を通る国道20号線を東京方面に1キロほど行くと道の両側に酒蔵が連なっていました。
駅に近い順に、舞姫酒造と麗人酒造がお隣さん、そして本金酒造と伊東酒造はお向かいさん、と狭いエリアに酒造がひしめいてました。そして少し離れて「真澄」の宮坂醸造がありました。まさに『地酒街道』でした。
これら5つの酒造では、毎年10月に『上諏訪街道 秋の呑みあるき』というイベントを行なっています。これは参加料2000円を払うとぐい飲みがもらえて、このぐい飲みで好きなだけ地酒を試飲できる、というものです。今年(2011年)は、10月8日(土)だったので残念ながら参加できませんでしたが、地酒だけでなく地元の料理、鰻の串焼き、川魚のから揚げ、鹿肉料理、などのおつまみも販売されるので、下戸でも十分楽しめそうです。
Yokobue1Yokobue2「横笛」の伊東酒造ですが、間口はそんなに広くなくてこじんまりしてました。通りに面した事務室の一角が酒コーナーとなっていて、こも被りの樽酒から四合瓶までずらりといろんな種類の横笛が並んでました。・・・その中でお勧めは9月上旬から発売になった「ひやおろし」です。「ひやおろし」には、「純米吟醸・秋穂の香」、「純米大吟醸」、「純米酒」の3種類がありましたが、この中で一番濃醇でインパクトがあると説明された「ひやおりし純米酒」を買い求めました。なお奥方は試飲してふくよかな香がして呑み心地の良い「ひやおろし純米吟醸・秋穂の香」が気に入って、何と3本も購入してしまったのです。聞けば友達に上げるのだとか・・・私は運転手なので試飲できず残念でした・・・。
ItobijutuItobijutu2さて伊東酒造には美術館が併設されてました。間口は酒造と同じく狭く見た目もそんなにパッとしません(失礼!)。ところが中に入って驚きました。大正時代の古民家、みそ蔵、書店をつないで奥行きがあり、それぞれが昔の造りをそのまま生かして展示しているので、とても趣のある美術館でした。創業者の故・伊東充氏と親交のあった彫刻家平櫛田中、画家伊東深水の作品も展示され見ごたえがありました。地方には小粒ながらきらっと光る美術館があるんですねぇ・・・場内は写真撮影不可なのでホームページの写真を拝借して掲載しておきます。
さて肝心の「横笛・ひやおろし純米酒」の味わいはどんなでしょうか?
冷やして飲んでみました。お米の甘い匂いが立ち込め、口の中で温められると芳醇な味わいが感じられました。確かに酒造の方が言われたように、『濃醇』というのがぴったりの濃厚でしっかりした味わいの純米酒でした。
なお、奥方が購入した「ひやおろし純米吟醸・秋穂の香」を少し分けてもらいお流れを頂戴しました。こちらは、香が良くて少しあっさりとした呑み心地のお酒でした。女性に好まれる仕上がりだと感じました。

[メモ] 18度以上19度未満、兵庫県山田錦100%、精米歩合59%
    日本酒度 +2、酸度 1.9
    伊東酒造株式会社
    長野県諏訪市諏訪2-3-6  http://www.yokobue.co.jp

【諏訪の見所】  本陣・岩波家
Honjin1Honjin2 江戸と京都を結ぶ中山道と甲州街道の終点であった下諏訪宿は交通の要地であり、中山道でも最も大きい宿場であったと言われています。本陣問屋はこの宿場の業務を取り仕切る重要な役職であり、代々岩波家が受け継いできたのです。見学に訪れると現当主の奥様がおいでになり、本陣の家屋、庭園について説明していただきました。往時は1825坪という諏訪大社秋宮と堺を接する広大な敷地を所有していたそうで、宿泊した大名が掲げた関札が展示されてました。歴史ある京風数寄屋造りの家屋や築庭式石庭園は見ごたえがありましたが老朽化は否めず、岩波家だけで保存していくには限界があるように感じました。こうした史跡は、公的な補助や支援によって後世に伝えていかねばならないと考えます。

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