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ウィスキー・ノッカンドウ

Knockando1スコッチのシングルモルト・ウィスキーの魅力はなんでしょうか?
私なりに整理すると、その味わいに個性があることです。『今度のはどんな味わいか?!』と期待と共に新しいボトルを開けるのが楽しみです。そしてこの個性が歴史の積み重ねの上に成り立っているので、そのルーツをたどることで更に興味がそそられるのです。
さて今回取り上げるのは「Knockando(ノッカンドウ)」です。
この蒸留所は1898年にスコットランドのハイランド地方の北東部を流れるスペイ川沿いに設立されました。そして「Knochando」は蒸留所のある村の名前(地名)から取ったのですが、この地名はゲール語の『Cnoc-an-do(小さな黒い丘)』によると言われてます。
・・・・面白いですね! 『Cnoc-an-do』だから「Knock-and-do」、とまるで語呂合わせ!日本語だけでなく英語でもあるんですねぇ・・・・せめてlittle black hillとすれば良かったのにと考えるのは日本人的な発想で、語感を大事にするところが英国的なのかもしれません。
・・・と余談はさておき、この蒸留所が力を入れているのは『最も自然な形の原料』を使用すること、だそうです。どういうことかというと、原料の大麦、イースト、水を吟味して自然のままで使っており、特に水は蒸留所の上にある丘の湧水を使用しているとのこと。
Knochando2_2ところで、Knockandoのラベルを見て気が付いたことはありませんか?
ラベルの下側に「Distilled in 1995」と印刷されており、更に「Aged for a minimum of 12 years」とあるのです。
これはどういう事かというと、この蒸留所では年に1回秋から冬にかけた「季節」に蒸留し樫樽で熟成させます。そしてこの蒸留した年をラベルに記載し、最低でも12年間熟成していることを示しているのです。つまり今回私が飲んだものは、1995年に蒸留され少なくとも12年間熟成されたのち瓶詰めされて市場に出たシングルモルトなのです。
このように毎年同じ「季節」に蒸留することを、この蒸留所ではいわば伝統として行なっているのです。
『我々は年に一度だけ「ノッカンドウ」を瓶詰めし、それぞれのボトルにその蒸留年を示しているのだ!』と蒸留所のマネジャーは誇らしげに記しています。
さて「ノッカンドウ」のテイストやいかに!?
ロックで試してみましたが、スモーキーというんでしょうか?、少しいぶした塩味を感じました。アイラ島の「ボウモア」ほどのアクの強い?個性はないものの、ちょっと繊細なそれでいて男性的な力強さも感じました。

[メモ]  43%
     Knockando
     Single Malt Scotch Whisky Aged 12 Years
     Distilled in 1995

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