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ウィスキー・シングルトン

Singletonスコッチのシングル・モルト「シングルトン(Singleton)」を飲んでみました。
「シングルトン(Singleton)」という名前はちょっと変わってますね。
というのもスコッチ・ウィスキーの蒸留所の多くが19世紀の設立で古く、そこで醸造されるウィスキーの銘柄にはスコットランドの古語ゲール語を冠したものが多いのです。例えばGlenfiddichは、ゲール語で谷を意味するGlenがついてます。ところがこの「シングルトン」は、ゲール語とは関係なく「Single Molt」を連想させるネーミングです。
・・・ということで、まずこの名前について調べてみました。
面白いことに「シングルトン(Singleton)」は、1974年に設立されたAuchroisk(オスロクス)という会社が1986年に出していたのです。新しい会社だから伝統にとらわれないネーミングが出来たのかもしれません。
でもちょっと変ですね?!今回飲んだのはGlen ORDという蒸留所のものなのです。
この複雑な事情を解く鍵はこれらの蒸留所を所有するDiageo(ディアジオ)という会社です。実はこの会社は、AuchroiskやGlen ORDのほかに、Glendullan、Dufftown、などの蒸留所をもっていて、Auchroiskの「シングルトン」の名称を、前述の3つの蒸留所で醸造するシングル・モルトに「シングルトン」の名称を与えることにしたのです。もちろん同じ地域では競合するので、Glen ORDはアジア、GlendullanはUSA、そしてDufftownはヨーロッパ向けと分ける戦略を取っています。
Singletonglenord Singletonglendullan_2 Singletondufftownなお各社の「シングルトン」のラベルをネットから引用します。左からGlen ORD、Glendullan、Dufftownの順になってます。
さてGlen ORD蒸留所ですが、1838年の設立です。この蒸留所は大麦が育つ肥沃な大地と豊富な水に恵まれ、設立以来の昔ながらの銅製蒸留器を使い伝統的な技法によって蒸留したのち、特別に選んだオーク樽で最低12年間熟成しているとのこと。このため、よりスムースで、より豊かなバランスの取れたシングル・モルトが出来ているとのことです(ラベルに記載の蒸留所のコメントから引用)。
なお3つの蒸留所で醸造しているため、正式にはThe Singleton of Glen ORD と呼ぶそうです。
では早速試飲してみましょう!・・・・確かに、くせのないスムースなのど越しです。シングル・モルトのどちらかというとくせのある「ガツン系」の味わいを期待する人には物足りないかもしれません。

【メモ】 The Singleton   40%
      Single Malt Schtch Whisky of Glen ORD

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