« ウィスキー・山崎12年 | トップページ | ウィスキー・余市 »

ひとり歩き

Hitori1最近はもらいもののお酒ばかり飲んでましたので、久しぶりに自前の芋焼酎を飲んでみました。
今回選んだのは古澤醸造の「ひとり歩き」です。古澤醸造は、明治25年創業といいますから、創業以来約120年になります。この醸造では、摩無志(まむし)・・・2009年4月19日のこのブログを参照してください・・・、一壺春(いっこしゅん)など特長のある芋焼酎を出していますし、この「ひとり歩き」の原酒「羅針盤」や同じ「ひとり歩き」でも黒麹を使った「ひとり歩き 黒傳」も出していて注目の醸造所です。
Obijouさてこの醸造所は、宮崎県日南市大堂津にあります。地図で見ると南郷川が大きく蛇行して日南海岸にそそいでいますが、醸造所は蛇行して出来た川と海にはさまれた南北に細長い地域にあります。この地から7~8km北に明治まで800年続いた飫肥(おび)藩の城址があり、更にこの地は明治の外交官小村寿太郎の生誕地でもあるのです。
古澤醸造では「手造り」が基本で、創業以来使っている麹蓋(麹を小分けするために杉材で作った小箱で、約一升の容量がある)で麹をつくり、発酵は小ぶりの甕壺を使っています。こうした作業は土蔵造りの醸造蔵で行なってますが、古い土蔵を使うのは土蔵の中は年間の温度変化が少ないからだそうです。現在は温度・湿度が完全に管理された近代的な設備で醸造する酒造も多いですが、こうした古い設備を大事に使いながら特徴ある焼酎作りに頑張っているのにエールを送りたいと思います。
Hitori2「ひとり歩き」は、原料のさつま芋に九州沖縄農業研究センターが開発した「ジョイホワイト芋」を使っています。芋焼酎には、黄金千貫という芋を使うのが一般的ですが、このジョイホワイト芋はデンプン価が高くフルーティで優しい酒質になるといわれています。そしてこの焼酎が新しい南九州の焼酎として歩んで欲しい、独り立ちして欲しい、との思いを込めて名前が付けられたそうです。
まずはお湯割で・・・ふわっとした甘い香りが立ち込めました。のど越しは柔らかく優しい焼酎でした。次にロックで試してみましたが、やはり口当たりが優しくて私としてはロックのほうが好ましく感じました。

【メモ】 25度、甕仕込・貯蔵、ジョイホワイト芋100%使用、
     宮崎酵母、白麹菌、を使用
     古澤醸造合名会社
     宮崎県日南市大堂津4-10-1

|

« ウィスキー・山崎12年 | トップページ | ウィスキー・余市 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/52712/52181396

この記事へのトラックバック一覧です: ひとり歩き:

« ウィスキー・山崎12年 | トップページ | ウィスキー・余市 »