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芋焼酎・一尚

Iishou1東北大震災から10日が過ぎました。
津波による惨状が次々に明らかとなり、大きな余震、福島原発の障害、計画停電、と気を休める暇がありません。ようやくリーマン・ショックから抜け出そうとしている時期にこうした大震災が発生し、日本の経済にとっては大打撃です。
でも私はこの震災で日本人の底力を再発見しました。
例えば、発生後の翌週月曜日に出勤するため駅で長蛇の列に黙々と整列する人々、避難所で支給されるパンを『1枚でいいの、他の人にあげて』と断るおばちゃん、福島原発で消火活動を行い、一番大変だったのはと問われて『隊員とその家族』と答えた東京消防庁スーパーレスキュー隊長、などなど。数えたらきりがありません・・・。
この人たちに共通しているのは、他者へのまなざし、思いやりだと思います!
今後中長期的に日本は大きな経済発展は望めないでしょう。それは藻谷氏の「デフレの正体」にあるように日本社会の高齢化が進み生産年齢人口が減少するのが大きいと思いますし、それに今回の大震災が拍車をかけるでしょう。でも他者への思いやりがあれば、経済的にはそこそこだけど心豊かな社会・日本が実現できると考えますし、そうしなければならないと思います。
Iishou2さて、今回も前置きが長くなりましたが、小牧醸造の芋焼酎「一尚」を紹介しましょう!
小牧醸造は明治42年(1909年)の創業で、酒蔵は鹿児島県のさつま町内の川内川(せんだいがわ)の河畔にあり土中に埋めた甕壺による焼酎作りで知られています。ところが1972年、2006年の二度にわたり集中豪雨で川が氾濫し甕壺が流出するなど大きな被害を受け、特に1972年の災害ではその後7年間も休業しました。
でも『美味しい焼酎を造りたい!』との思いで蔵を再建し、今日に至っているそうです。
この「一尚」!名前は、長男の一徳さんと、次男の尚徳さんの名前から取って付けたそうで、なぁんだ!・・・というネーミングですが、一生付き合ってもらえる美味しい焼酎を目指したいとの意味も込めたそうです。
「一尚」の特徴は、100年前から生き残っている酵母(1909江戸酵母)と黒麹を使用していることです。
さてどんな味わいか!
お湯割で試しましたが、先ず甘い香りがしました。口に含むと辛味を感じたことから「これはガツン系か!?」と思ったのですが、のど越しは辛口だけど意外とまろやかでした。これは甕壺仕込み効果かな!?

[メモ]  アルコール度 25度、黄金千貫、紫尾山系伏流水、鹿児島県産米、
     イヌイ株黒麹菌、1909江戸酵母、常圧蒸留、手すきろ過、カメ仕込み

     鹿児島県薩摩郡さつま町時吉12番地
     小牧醸造株式会社   Tel 0996-53-0001

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