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壱岐焼酎・村主(すぐり)

Suguri1今年初めて封を切る焼酎は、壱岐焼酎の「村主(すぐり)」を選んでみました。
『村主』と言えば、私はフィギュア・スケーターの村主章枝(すぐり ふみえ)さんを思い出します。ソルトレイクやトリノ・オリンッピクで活躍した選手で、その繊細な表現力は素晴らしいものでした。
焼酎からフィギュア・スケートに話題が飛んでしまいましたが、村主家は横浜で18代続く旧家のひとつで、先祖はお酒のこうじ造りの職人だったそうですから、お酒の話題とは全く無関係とはいえませんよ・・・なんだか無理にこじつけたようですが・・・
さて「村主(すぐり)」は壱岐の重家酒造が造っていますが、壱岐はどこにあるのか?
「壱岐対馬国定公園」と言われるように壱岐は対馬の近くかと思っていたら、佐賀県の東松浦半島の対岸約20kmにありました。面白いことに壱岐は佐賀県ではなく長崎県なのです。これは明治の「廃藩置県」で長崎県となったことによるのですが、壱岐、対馬、そして朝鮮半島と飛び石のように並んで古くから大陸との文化交流の要所として、その史跡が今も残っており古代へのロマンを掻き立てられます。。
OmoyaKoshikiところで「重家」はなんと読むのか?・・・『おもや』というそうですが、これは酒造元を「重家(おもや)」と読んでいたことに拠るのだそうです。1924年(大正13年)の創業でまだ100年にも満たない歴史ですが、初代横山確蔵の教えである『現代に左右されず、初心に返り原点に戻るべし』を忠実に守って、木製のこしき(甑・写真参照)を使って米や麦を蒸し甕で仕込むのを基本としていて、原料は木桶に入れて人力運搬をしているとか。現在三代目の横山省三さんは、この初代の言葉を守って昔ながらの製法で焼酎を造っているそうです。
Suguri2さて「村主(すぐり)」は、原料に大麦と米を使用し、白麹と黒麹でそれぞれ仕込んで3年以上熟成した原酒をブレンドし割り水して造っているとのこと。
早速お湯割で飲んでみました。芋焼酎のほんのりと甘い香りとは違ってほんのちょっと刺激のある匂いがしました。口に含むと少し刺激を感じて、のど越しもしっかりした余韻が残りました。黒麹で甕壺仕込み、それに常圧蒸留ですからかなりシッカリ系の焼酎になるのは当然かもしれません。

【余談】  「村主」は長期貯蔵古酒といってまして、例年10月から翌年2月までの限定販売で、1升ビン換算で6000本しか出荷されてません。私が購入したのは四合ビンでしたが、裏のラベルには『限定No 4672』と番号が打ってありました。これは私の推定ですが、1升ビン、四合ビン合わせて1万本位が出荷されていると思います。

[メモ] 原材料:大麦(高精白麦)2/3、米麹1/3、 白麹、黒麹
    かめ壺仕込み、完全常圧蒸留
    重家酒造合名会社
    長崎県壱岐市石田町印通寺浦200

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