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芋焼酎・赤薩摩宝山

Rhouzan「宝山」と言えば鹿児島県の西酒造!!
古くからある「薩摩宝山」や「富乃宝山」、「吉兆宝山」などを出しています・・・最近では「薩洲宝山」も・・・
「富乃宝山」は・・・かれこれ10年前でしょうか・・・それまでの臭い芋焼酎のイメージを一新した柑橘系のさわやかな味わいの焼酎で、現在の八代目社長西陽一郎氏が世に問うたものです。この「富乃宝山」は、若い女性の支持を得て焼酎ブームの火付け役となった、と言われています。
さて、その西酒造から限定出荷で「紅薩摩宝山」が出ました。
『紅』の文字があることから、紫芋系を使っていることは想像できますが、具体的にはどうでしょうか?早速西酒造のHP(ホームページ)を覗いてみました。
Ayamurasaki01まず原料の芋ですが、「綾紫」という品種の芋で、写真にあるように切り口は鮮やかな紫色・・・この色はポリフェノールの一種であるアントシアニンの色・・・です。ただこの綾紫芋は、生産性が低いのでそれだけ手間がかかるとのこと。
「綾紫」に限らず芋焼酎では芋づくりが特に重要なので、西酒造では農家と契約して品質の良い芋を確保しています。西酒造のHPでは、二人の契約農家の方が紹介されてます。一人は尾曲さんで、『芋には感情がある!』として『誠実な人間が汗をかいて育てているか芋は分かるのだ!』とおっしゃっています。またもう一人の東さんは『農業は土づくり!』で、『化学肥料では元気な土にならない。』として手間のかかる土づくり、芋作りに励んでいます。
西酒造の焼酎はこのような農家の皆さんに支えられているのですが、何故こんなに熱心なのか!?日本人は勤勉だから?
Nogyou1私は西酒造の農業に対する姿勢、考え方だと思います。・・・それはHPの最初に『農→酒、農←酒』という文字が出て、次に西酒造の焼酎造りの考え方が示されます。一言でいうのは難しいですが、『芋作り(農業)は焼酎造りであり、焼酎造りもまた農業である。』すなわち、『芋作りから焼酎まで一つの流れの中にあり、それらは相互に関係している。』、ということでしょうか!HP全体に、『農家の苦労と蔵の苦労を共有しお互いに分かり合う。』という考えが反映されていると感じました。こうした西酒造の考えが、農家の皆さんに理解され共感を呼んで農家・蔵人が一体となってあの宝山シリーズが造られているのだと考えます。
さて、綾紫芋から造られた「紅薩摩宝山」は、どんな味わいでしょうか?
常圧単式蒸留で造っているので、シッカリ系の味わいかな?などと想像しながら、お湯割りで試してみました。
先ずワインのような華やかな香りがしました!綾紫芋の特徴でしょうか!?口当たりはほんのり甘く、後味はさっぱり、いわゆるキレが良い味わいでした。
限定出荷なので難しいかもしれないけど、次回も手に入れてみたいものです。

[メモ] 25度、常圧単式蒸留、鹿児島県産綾紫芋、国産米麹
    気合度数:120%
    西酒造株式会社 鹿児島県日置市吹上町与倉4970-17
    http://www.nishi-shuzo.co.jp/

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