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芋焼酎・蔵の師魂 いもいも

Imshikon久しぶりに芋焼酎を飲んでみました。
芋焼酎造りでは定評のある小正醸造の「蔵の師魂」シリーズの一つで「いもいも」というネーミングから、原料は当然さつま芋、麹も芋から造られた芋麹を使っていると想像できます。
でも実際にどうやって造っているのでしょうか?
小正醸造のホームページを見てみました。
一般に芋焼酎は、原料のさつま芋を発酵させるのに米麹を使います。これは米が麹菌の繁殖に必要な栄養素を豊富に含んでいて、発酵のための作業性に優れているからです。これに対してさつま芋は繁殖に必要な栄養素が少なく水分量が多いため作業性が良くありません。このため小正醸造では、さつま芋をサイコロ状に加工して蒸した後、乾燥させています。乾燥によりサイコロ状の芋の体積が3分の1ほどに縮小し、単位体積当たりの栄養価を高める効果があります。このサイコロ芋を使って米麹ならぬ「芋麹」を造っているのです。
こうして造られた芋麹をさつま芋に掛け合わせ、かめ壺で仕込み、更に木樽で蒸留しています。そして荒ろ過と言ってろ過を最小限にして仕上げています。
かなり手の込んだ工程ですね。
なお、普通の芋焼酎では米400グラム(麹用)、芋2キログラムを使うのに対して、「いもいも焼酎」では芋を3.4キロも使っているそうです(いずれも1升瓶あたりの数量)。
このように大量のさつま芋が必要で、しかも乾燥サイコロ芋を造る手間もかかるので、必然的に「いもいも焼酎」の数量は限られてきます。
芋だけで出来た焼酎!
栓を開けると芋のふくよかな香りが漂います。「う~ん、さすがいもいも!」と感心したところで、早速お湯割りで試してみました。
お湯で割ると香りが引き立ちますが、飲み口は意外とあっさり系です!米麹を使うとどちらかというと濃いめの味わいになるそうですが、「いもいも」は淡白な味わいです。ガツン系ではなくスイスイとのどに通るので、ついつい飲み過ぎてしまうかも・・・もう無理は出来ない年齢なので、気をつけなくては・・・反省です。

Imoimosmallthumb【余談】 今回紹介したように「蔵の師魂 いもいも」は、原料となるさつま芋を大量に使うため、数量が限定されています。従って当然のことながら流通量が少ないので蔵元は店頭で目立つようさまざまな工夫を凝らしています。
今回の「蔵の師魂 いもいも」のラベルには本格焼酎と赤く印され、醸造工程が簡潔に記されて特徴をPRしています。でももっとも効果的なのは『いもいも』の書体を大きくすることだったように思います。以前のラベルと比較するとよくわかります。

[メモ]  25度、さつま芋、芋麹
     小正醸造株式会社
     鹿児島県日置市日吉町日置3314
     Tel 099-292-3535   http://www.kuranoshikon.jp

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