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第3のビール

先日散髪に行って馴染みの若いお兄さんに髪を切ってもらいました。
彼は酒好きなので、髪を切りながら話題は当然お酒の話になりました。
『最近は暑いから、どうしてもビールになりますね』と彼。
「最初の一杯は生が良いよね!」と私。
『そう言えば最近、第3のビールが美味いんですよ!』
「へぇー、そう言えば最近飲んだこと無いなぁ」
『最近キリンが出した本格(辛口麦)は、美味しいですよ!』
「そうなの?!」
『ええ、是非試してみてくださいな!技術の進歩はすごいですよ!』
まさか、技術革新にまで話が及ぶとは思いませんでしたが、第3のビールを飲んでみたくなりました。
3rdbeer_2そう言えば、ビールの消費が二極化していて、安い第3のビールが前年比約10%伸びているのと同時にプレミアム・ビールの消費も堅調で、サントリーの「ザ・プレミアム・モルツ」は前年比12%増だそうです(2010年7月13日付朝日新聞による)。
ここで簡単に各種ビールについて復習しておきましょう。
酒税法によると、「ビール」は麦芽、ホップ、水を原料として発酵させたもので麦芽が原料の2/3以上のもの、そして麦芽が原料の2/3未満のものを「発泡酒」とし、更に麦芽以外の原料や別のアルコールを混ぜて造る「第3のビール」に分けられてます。なお「第3のビール」は俗称で正式には麦芽以外の原料を使う「その他の醸造酒(発泡性)」と発泡酒に蒸留酒を加えた「リキュール(発泡性)」とに区分されます。
上の写真の通り各社の代表的な第3のビールを5本集めてみましたが、この中でキリンの「のどごし生」が「その他の醸造酒(発泡性)」で、それ以外は全て「リキュール(発泡性)」です。
この中で私が注目したのは、この夏に発売となった理髪のお兄さんお勧めの「本格(辛口麦)」です。この「本格(辛口麦)」は、アサヒの「スーパードライ」をターゲットに辛口に仕上げたもので、安い第3のビールをぶつけて[スーパードライ」のシェアを奪おうという戦略商品です。正にヤクザ顔負けの仁義なき戦いですね。
さてこれ等の第3のビールとプレミアム・ビールを飲み比べてみました。
全体として第3のビールは「ビール」とそん色ない味わいでした。もちろん『第3のビールまで落としたくない』とか『ビールは本物でなくてはだめ!』等こだわる人がいて、ビールは嗜好品ですから当然ですが、第3のビールもほんとのビールに負けてないと思いました。一方プレミアム・ビールは飲んだ後に少し甘い感じの余韻が残る濃厚な味わいが印象的で、『これぞビール!』と言えます。
先に述べたビールの二極化には、『普段は出費を抑えるため第3のビールを飲んで、たまに自分へのご褒美としてプレミアム・ビールを飲む』といった消費者の嗜好と行動様式も背景にあるようです。まぁ、こだわりを持つのも良し!飲み分けるのも良し!・・・要は楽しく飲めれば良いのです!!

3rdbeer2【余談】 第3のビールを飲み比べてみて、大きく二つのグループに分かれるように思います。
    一つは、どちらかというとしっかりとした味わいで、キリンの本格(辛口麦)とのどごし生、サントリーの金麦、のグループ(写真左側)、もう一つはあっさり系で、クリアアサヒ、サッポロの麦とホップのグループ(写真右側)です。私の独断と偏見で美味しく感じたものを左側から右へ並べてみました。
ビールのような嗜好品では、人それぞれテイストが違うのでなんとも言えませんが、参考になれば幸いです。

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