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日本酒・九頭龍(くずりゅう)

Kuzuryu日本酒のだいご味はお燗をすることかもしれません。熱燗、ぬる燗、人肌燗など、お燗の温度を表す言葉もなかなか良いものです。
お燗をする方法の一番簡単なのは、徳利にいれて電子レンジで『チン』ですが、ちょっと風情が無いですね。そこでお湯でお燗をしてみようとしましたが、結局我が家では沸騰したやかんに徳利を入れる、という風情という点では電子レンジと変わらない方法になってしまいました。
今日飲んだのは、福井県黒龍酒造の燗酒「九頭龍」で、知人からのいただきものです。
Kokuryu1黒龍酒造は、文化元年(1804年)創業といいますから200年余り続く老舗です。写真を見ると「黒龍」という大きな名前の横に「石田屋」という屋号があります。これは創業者の初代石田屋二左衛門にちなんだもので、手造りを基本とした酒造りをしています。
地図で見ると、永平寺町は福井市の隣りで九頭龍川沿いにあり、有名な大本山永平寺があります。酒造のある永平寺町松岡は良質の水(九頭龍川の伏流水?)に恵まれ、江戸時代に松岡藩が酒造りを奨励したこともあり全盛期には17もの酒造があったそうです。でも残念ながら今は2つになってしまったとのこと。
この酒造では、いろんな日本酒を造っています。「こだわり」、「つう」、「季節」、「燗」、「祝」、そして「出会い」と、テーマを決めて酒造りをしていると見受けました。今回いただくのは燗酒ですが、酒造によると『55%までみがいた酒米を低温発酵させ長期熟成した。このため温めることでふくよかな米の旨味とぬくもりのある味わいを愉しめる』そうです。
さて早速飲んでみましょう!
私は「ぬる燗」がすきなので、沸騰したやかんに徳利を入れて温めてみました。
・・・「ぬる燗」と言っても、まぁ自分で「ぬるい」と感じればいいので数分後取り出して飲んだんですけど・・・
ふわっとした香り・・・なかなか良い感じ・・・。口に含むと舌先に辛味を感じ、のど越しは柔らかで少し辛口の余韻が残りました。
とても良いですねぇ!!! こうした酒は、福井に行って温泉に入り、その土地の料理(越前ガニ、若狭ふぐ、等)と共に味わえたら最高でしょうね!!!

余談  お燗について
居酒屋に行くと日本酒は冷酒で飲む人が多いと思います。冷やすと口当たりは良いし、何杯でもいけるし・・・でも燗することで引き立つ日本酒もある筈で、燗の温度を違えて味わいの変化を愉しむのも良いと思います。特に「ぬる燗」や「人肌燗」は人間の体温と近いので「舌の感覚が一番敏感になる」そうですから。
・・・とは言っても、私が社会人となった時(もう40年ほど前ですが・・・)、当時日本酒は特級、1級、2級と区分されていたのですが、『なぁに、2級酒だって熱燗にすれば特級と同じだ!!』と豪語していた先輩がいましたっけ・・・。私は『なるほど、そんなものか!?』と思ってましたが、今では『それは熱くて感覚が違ったのだろう!!』と突っ込みを入れたくなります。
まぁ、熱燗でぱぁっと日本酒の強い香りを愉しむという人がいてもそれはそれで良いとは思いますけど、私はこれからも「ぬる燗」でいきたいと考えてます。

[メモ] 14.5度、純米吟醸燗酒、杜氏 畑山浩
     黒龍酒造株式会社
     福井県吉田郡永平寺町松岡春日1-38
     Tel 0776-61-6110

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