« ウィスキー・ラガヴィーリン16年 | トップページ | 焼酎・メローコヅル 磨(みがき) »

ワイン・蔵王スター

Zaou1わが国でワインの生産地としては山梨の勝沼町(現甲州市)が良く知られています。一方ワインは『日本のものよりフランスに限る』という信仰に近い考えがあって、国産のワインは低く見られた時期があったように思います。しかし現在では、例えば勝沼の甲州種のブドウから造られるワインは和食によく合っていると思うし、カルフォルニア、チリー、南アフリカなどそれぞれの地域の土壌に合ったワイン造りが盛んになり実績を上げています。
さて今日取り上げる「蔵王スター」は、山形県のタケダワイナリーが造る山形ならではの土壌に合ったワインの一つです。山形と言えば、以前高畠ワインを飲んでみましたが・・・興味のある方は2008年10月12日のブログを見てください・・・、山形の気候・風土がワイン造りに合っているように思います。
タケダワイナリーは、1920年(大正9年)に大地主であった武田重三郎氏が蔵王連峰のふもとに土地を求め、当時としては珍しいブドウ酒を造ったのが始まりだそうです。その息子の重信氏は東京農業大学醸造学科を卒業し・・・この醸造学科から薩摩焼酎・西酒造の西社長など逸材が輩出しています・・・本格的なワイン造りに取り組んだのです。そして約20年の歳月をかけ土壌の改良を行い、15ヘクタールの広大な土地で出来るだけ農薬を使わない自然農法栽培でブドウを育成しワインを造っています。
この他タケダワイナリーの特徴として、山形県産のブドウを100%使用していることでしょう!そして良質のブドウ造り、人手による選別、独自の醸造技術でろ過を最小限にする、など! 更に一部のワイン造りでは行われている、輸入ワインや濃縮果汁を混ぜたりする手法を一切取っていない・・・など。
こうした努力の結果が「蔵王スター」と言うワインに結実している訳ですが、お値段は意外と安く朝日新聞の格安ワイン・ランキングで取り上げられていて評価も高いのです。
Zaou3Zaou2こういう評判を知ると早速試してみたくなります。
今回は2008年収穫の白と赤を飲んでみましたが、白はデラウェア種を70%、マスカット・ベリーA種を30%使用したものです。赤は完熟したマスカット・ベリーA種を100%使用しています。もちろんどちらも山形県産です。
飲んでみた感想ですが、どちらもマスカットの香りが心地よかったです。その上で、白はさわやかな酸味が印象的でしたし、赤はミディアムボディでしたが、果実の香りと良くバランスが取れた味わいでした。格安ワインでありながら評判がいい理由が分かりました。

[メモ] 有限会社 タケダワイナリー
     山形県上山市四ツ谷2-6-1
     Tel 023-672-0040


|

« ウィスキー・ラガヴィーリン16年 | トップページ | 焼酎・メローコヅル 磨(みがき) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« ウィスキー・ラガヴィーリン16年 | トップページ | 焼酎・メローコヅル 磨(みがき) »