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麦焼酎・金狼

Kinrou「金狼」は、薄い黄金色の麦焼酎です。黄金色と言っても人それぞれイメージが違うでしょうけど、具体的には白ワインを濃くした黄色、またはウィスキーを薄くした黄色と表現すれば分かるかもしれません。
私は先ずこの「金狼」の文字を見た時、若い頃に読んだ大藪春彦著「蘇える金狼」(野望編、完結編)を思い出しました。私が大学生だった頃に出版されたかと思いますが、昼間は真面目で目立たない会社員でありながら、一方自分の野望のためには手段を選ばず邪魔者を平然と殺す若者の物語だったと記憶してます。この物語の結末は忘れてしまいましたが、当時『和製ハードボイルド』などと言われてストーリィ展開と共に殺しの場面などが強烈な印象として残ってます。
Kinrou2さてこの「金狼」は宮崎県の王手門酒造が造ったものです。王手門酒造と言えば、焼酎造りで定評のある酒造でこのブログでも何回もとりあげてますが、ネーミングもユニークなものが多いのです!!
例えば、麦焼酎に限っても「龍。(ろんてん)」、「隠し蔵の三悪人」・・・など。
この「金狼」について、前述の『蘇える金狼』からヒントを得たのかどうか、一度確認してみたい・・・と思っていたら、「金狼」と言う幻(仮空)の動物からとったという説がネットにありました。・・・まっ、この方がそれらしいですよね・・・
・・・で、その「金狼」を名前に採った麦焼酎ですから、さぞやハードなガツン系の焼酎であろうと想像します。一方ネット上では、同じ宮崎県の「百年の孤独」(プレミアム過ぎて私には手が出せません)を超えている、との評判も見られます。
その味わいが楽しみです。
先ず香りをかいでみました。おっ、スコッチのシングル・モルトに近い香りがしました。「金狼」は樽で熟成した原酒を加水(すなわち水で割ったもの)したそうですから、これは木樽の香りでしょう。口に含むと、意外や意外、とても優しい感じがしのど越しも軟らかいものでした。
・・・これはハードボイルドではないですね!その昔『羊の皮をかぶった狼』というキャッチコピーがありましたが、この「金狼」は『狼の皮をかぶった羊』と言った方がぴったりでした。お湯割りもいいですが、ロックでウィスキーを味わう感覚で「金狼」を楽しむのも良いでしょう。

[メモ] 25度、大麦、麦麹
    王手門酒造合名会社
    宮崎県日南市飫肥6丁目7番43

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