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ウィスキー・アンノック

Ancnoc1今宵はスコッチ・ウィスキーの中でハイランドのシングル・モルトから選んでみました!
それは「アンノック」・・・・選んだ理由は? 特にありませんが私が知らない、それほど有名でないものを選んでみようと・・・それに「an Cnoc」という英語?らしからぬ名前にひかれたこともあります。
なお後で分かったのですが、「an Cnoc」、はゲール語で小さい丘、という意味だそうです。
さて「アンノック」の蒸留所はKnockdhu(ノックドゥー)と呼ばれていて、1894年に設立されています。この設立に至る経緯がちょっと面白いので紹介しましょう。
1892年、Jhon Morrisonが領主からKnock hillの土地を購入しました。彼は鉄道に近く、ピートと大麦が豊富なこの地域に目を付けて事業をおこそうと考えていたのです。すると偶然この土地で非常にきれいで澄んだわき水がいくつか発見されたので、彼はウィスキー造りを始めた、とのことです。こうして1894年10月に生産を開始したのですが、当時は16馬力の蒸気機関を備えた近代的な蒸留所だったそうです。
さすが産業革命発祥の国です!
Ancnoc2さて「an Cnoc」のホームページを見ると蒸留所の責任者Gordon Bruceの言葉が載っております。
要約すると、『100年以上前に蒸留所を開設以来、製造手法はほとんど変えていないこと。そして献身的なスタッフによって伝統を継承しつつ高品質の製品が維持されていること。』が述べられています。
つまり昔ながらの製法をかたくなに守って高品質のシングル・モルトを製造しているのです。ある評論家が『スコッチ・ウィスキーは、まるで時間が止まっているような、また時間が凝縮されているようだ。』と語ってましたが、正にこのことを言っているのだ!と一人で合点しました。
では早速試してみましょう!
先ず香りを確認してみると、ソフトでアロマが豊か!しかもレモンのような香りを感じがしました。シングル・モルトと言うとアイラモルトのボウモアのように非常に個性が強いものとの印象を持っていたので、ちょっと意外で驚きでした。口に含むと舌にピリリとした刺激を感じましたが、全体にとてもまろやかな印象でした。そしてのど越しに辛口の余韻が残りました。
今まで飲んだスコッチのシングル・モルトは、非常に個性的なものが多く印象の強いものばかりでした。それに比べると「アンノック」は、最初マイルドで個性が無いと思ったのですが、飲むうちに個性の強い中にあるこうしたウィスキーを、『これはこれで存在感のあるシングル・モルトだな!』と見直した次第です。

[メモ]  40%、Highland Single Malt
The Knockdhu Distillery is owned by Inver House Distillers LTD
http://www.ancnoc.com/

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