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芋焼酎・竈猫(へっついねこ)

Hettui「竈猫」を飲んだのですが、この焼酎の名前!皆さんは読めましたか?
私は最初読めなくて、・・・かまどねこ??・・・一体なんだろうと思ったのですが、ラベルを見ると「へっついねこ」と書いてあり、『まだ台所が土間で竈だったころ、火の落ちた竈はほこほこの天国。中に入って灰まみれになったり、時には毛に焦げをつくったり、寒がりの猫は大のお気に入り・・・。その愛嬌ある姿を竈猫(へっついねこ)と親しんだ。』と、この焼酎の謂われが述べられています。
Hettui2確かに私の母の実家(愛媛県の三間町、宇和島市の北隣)では、昭和30年代まで土間に据え付けられた竈で炊飯をしていて、竈の中で寝ていた猫が火を付けられて『ぎゃお!!』と叫んで竈から出てきたことがありましたっけ・・・。
ところで、「竈」を関西では「へっつい」、特に京都では「おくどさん」、とよんでいるそうで、この焼酎を造った落合酒造場(宮崎市)では竈をへっついと呼んで「へっついねこ」と言うユーモラスな名前を付けたのでしょう。
Kamado若い人は竈がどんなものか知らないでしょうから、ウィッキペディアに掲載された写真を添付しておきます。
さてこの「竈(かまど、へっつい、おくどさん)」が遠くアフリカのケニアで活躍しているのをご存知でしょうか?
電気、ガスなどのインフラが整備されていないケニアでは、お湯を沸かすにも一苦労!そこでケニア在住でJICA(国際協力事業団)から派遣された日本人女性の岸田さんが、石で大まかな形を造って泥を塗り込む手法で竈を製作し広めたそうです。
この竈は効率が良くて少ないマキで炊飯ができると好評で、特にお湯を沸かせることで疫病で死亡する乳幼児の数が減ったとのこと。最初に造った村の名前をとって「エンザロ・ジコ(Jiko:スワヒリ語でかまどの意味)」と呼ばれて広まっているそうです。
この功績により岸田さんは、「世界が認めた日本女性100人」(2006年、ニューズウィーク誌)で紹介されました。
おっと失礼!「へっつい」の紹介になってしまい、話題が焼酎からそれてしまいました。
芋焼酎「竈猫」に戻しましょう!!
この焼酎は焼酎造りで定評のある宮崎市の「落合酒造場」で造られ、国内産米による米麹、減農薬で緑肥栽培の宮崎県産芋(紫優ムラサキマサリ、黄金千貫)を使用、伝承の三石和甕仕込み、単式蒸留器による常圧蒸留、更に濾過材を使用しない、と言うかなりこだわった焼酎です。
やはり甕壺仕込みで常圧蒸留だから、しっかりした味わいになるんだろう!?と思って試してみました。ガツン系と思いきや、意外とまろやか!でもしっかりと辛口の余韻が残るタイプです。最初はお湯割りで試してみましたが、ロックでもストレートでもいけますね!!

[メモ]  25度、米麹、甘藷(紫優ムラサキマサリ、黄金千貫コガネセンガン)
     三石和甕仕込み、単式蒸留、常圧蒸留仕上げ
     落合酒造場
     宮崎市大字鏡洲字前田1626番   Tel 0985-55-3206

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