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麦焼酎・揺藍

ノートパソコンが壊れて、ブログのアップが滞ってます。
いつもは、ちびりちびりやりながらパソコンのキーをたたくのですが、デスクネッツパソコンに向うと何か改まった気分になって、いつもの『ノリ』が消えてしまいそうでいささか不安を感じながら、それでもそばに焼酎の入ったグラスを置いてキーをたたいています。
Youranさてかたわらのグラスには麦焼酎のお湯割が入っております。
今宵は本坊酒造の「麦焼酎・揺籃」について紹介します。
本坊酒造は1872年(明治5年)創業といいますから、かれこれ137年にもなる鹿児島の酒造です。創業者は本坊末左衛門で、年号が明治に変わって間もない混乱期に、薩摩の特産品である甘藷(さつまいも)を使って焼酎造りをはじめたとのこと。株式会社となった現在、本坊酒造の経営理念は、『地域に根ざし 地域の資源を活用し 歴史、文化、人、技術の響和をもって 独自の「本坊クオりティー」を追求する』、というもので、創業者の精神が今も受け継がれていることが窺われます。
またこの酒造は焼酎の製造にとどまらず、わが国の風土に合ったワイン造りのために、1960年本社のある鹿児島県から遠く離れた山梨県笛吹市にワイナリーを開設してます。そこで出来たワインは、「シャトー・マルス・シリーズ」として販売されているので、機会があったら是非試飲してみたいものです。
さて薩摩といえば芋焼酎ですが、そうした中で本坊酒造は麦焼酎を出してきたわけで、並々ならぬ決断というか意気込みがあるように思います。・・・というのも、この「麦焼酎・揺籃」の造り方がかなり手の込んだ手法だからです。
「揺籃」は50%精白した国産大麦を原料にして屋久島の軟水を使い、昔ながらの手造り黒麹かめ壺仕込みで製造したのち、その原酒を屋久島の太忠岳山ろくのずい道に設置した素焼きのかめで貯蔵し、年間を通して冷涼な環境で原酒を熟成して造っているそうです。レベルには「にごり麦焼酎」の文字もあるから、少ししか濾過してないのでしょう。
「麦焼酎・揺籃」!!期待が持てます。
早速お湯割でためしてみました。
ほんのりまろやかな香りがしました。口に含むと少し焦げたような味を感じましたが、舌触りはまろやかでかめ壺で熟成したからかな、と思いました。全体に濃厚な味わいで、時にはナッツ系も感じるなど複雑な味わいを愉しむことが出来ました。

[メモ]  25度、麦、麦麹、黒麹甕壺仕込甕寝かせ
      屋久島「太忠岳隧道貯蔵」にごり麦焼酎
      本坊酒造株式会社
      鹿児島県熊毛郡屋久島町安房2384

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