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日本酒・開運無濾過純米、〆張鶴純米吟醸

Kaiun2009年、あけましておめでとうございます!
今年こそ良い年であるよう願っています。
私のところには年末から6歳になる男の子(孫)が来ていて、元旦にお年玉をあげました。まだお金の価値が100円単位でしか分からないようなので、100円硬貨を5個袋に入れて渡したところ、『ゲームを2回して残った300円は貯めておく!』と言うので、今の子供は意外としっかりしているのだなと感心したものです。
ところが両親と出かけて帰ってきたら孫の手元には100円しか残ってなかった。どうしたのか聞いてみると、おもちゃ屋でポケモン・カードセット(300円)が欲しくなり買ってしまったのでゲームは1回だけした、とのこと。ゲームは2回したいと言ってたけど、そうするとお年玉が無くなるので1回だけで我慢したようです。衝動買いで後が無くなったけど土俵際でなんとか踏みとどまった、というところでしょうか!
こうした話を聞くと、子供の頃正月が来るのを楽しみにしていた記憶がよみがえりました。もう新年といっても小さい頃のようなわくわくした気分にはなりませんね。未来に期待が持てないせいかな?・・・ちょっぴり寂しい気分です。
Osechiしかし正月には別の愉しみがありますよ・・・それは昼間から酒が飲めることです!!
正月と言えばおせち料理!飲むのは当然日本酒!・・・となります。
今回選んだのは静岡県の「開運 生酒、無濾過純米」です。今年こそ運が開けてよい事がありますように・・・・
さてここで純米酒は醸造アルコールを添加してないことですが、生酒、無濾過とはどういうことでしょうか?
日本酒の製造工程は複雑で多岐にわたりますが、原材料を使ってアルコール発酵させて清酒を造ります。そして貯蔵前に火入れをしその後活性炭素濾過を行って再度火入れをして瓶詰め・出荷します。生酒とはこうした火入れを行わず、無濾過は活性炭素濾過を通さないことを言います。一般に火入れをすることで酒質を変化させる残存酵素を除去し長持ちさせる効果があると言われています。また濾過しないので雑味がそのまま残ります。このように醗酵して出来た清酒の状態そのままで出荷するのを無濾過、生酒といっていいでしょう。
Kaiun2でも逆に作る立場から言うと、ごまかしの効かない素のままの清酒を出す訳ですから正に真剣勝負でしょう。「開運」は静岡県の土井酒造場が造っていますが、ここの杜氏波瀬正吉氏の技量に負うことが大きいと思います。
さてどんな味わいでしょうか?
生酒なので冷蔵庫から取り出してぐい飲みに注いでみました。冷やしているので香りは強く感じませんが、それでも華やかな純米らしい香りがしました。口に含むとしっかりとした味わいで、口の中で温まるにつれてゆっくりと広がる『これぞ純米!』と言った味わいでした。
Shimeharijさて日本酒は一種類だけではありませんよ!
何といってもお正月ですからね!!もう一ついってみますね!!
次に選んだのは越後のお酒「〆張鶴 純米吟醸 純」です。『鶴は千年』といって正月には縁起がいいですからね!
〆張り鶴は、越後といっても新潟県の北部にある村上市のお酒です。新潟県産の五百万石という米を使って50%まで精米しています。この五百万石の由来は、昭和32年に新潟県産米の生産量が五百万石を超えたのにちなんで命名されたとのこと。さてこの「〆張鶴、純米吟醸 純」で使われている「吟醸」とはどんな意味なのでしょうか?「吟醸」という言葉から受ける印象は美味しくてあっさり系のイメージですが、本来の意味を知りません。
Shimeharij2調べてみると「吟醸づくり」という日本酒の醸造手法があるのです!それは、高精白した米を低温で30日間くらい醗酵させて、粕の割合を多くして極力雑味を少なくし香味の優れた酒を造る技法なのだそうです。
なるほど吟醸とはそういうことか!!きっと「開運 無濾過純米」に勝るとも劣らないテイストでしょう!
ところで話がそれますが、「越の三鶴」という言葉をご存知ですか?実は私も初めて知ったのですが、越後の地酒で「鶴」が付く銘柄をいうそうです。先ずはこの「〆張鶴」、「鶴の友」(樋木酒造・新潟市)、そして「越の鶴」(越銘醸・長岡市)か?、はたまた「真野鶴」(尾畑酒造、佐渡市)か?
実は「〆張鶴」と「鶴の友」はどこを調べても三鶴に入っているのですが、三番目の「鶴」には、或る酒店のホームページでは「越の鶴」、一方酒好きの新潟県関係者に聞くと『それは鶴の友だ』とのこと。・・・なので両方を掲載しました。さてこれ等の中で「〆張鶴」とともに「鶴の友」は新潟県人が好んで飲むようですが、東京ではなかなか手に入りません。
さてさて、「〆張鶴 純」はどんな味わいか!?ぬる燗で飲んでみました。
うーん、「開運」と比べるとかなり違いますね!開運が濃厚な純米酒とすると、〆張鶴は穏やかなあっさり系でした。ほんのりとした香り、口当たりは柔らかで刺激が少なく、辛口だけどのど越しも柔らかでした。
両者を比べると〆張鶴のほうがアルコール度も若干低く淡麗系なので飲み飽きないお酒といえます。

[メモ] 
 「開運 無濾過純米」 17度以上18度未満、山田錦100%、精米歩合55%
  株式会社土井酒造 静岡県掛川市小貫633
 「〆張鶴 純米吟醸 純」 15.7度、五百万石、精米歩合50%
  宮尾酒造株式会社 新潟県村上市上片町5-15 
 


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