« ウィスキー・タリスカー | トップページ | 麦焼酎・揺藍 »

壱岐焼酎・ちんぐ

Chingub壱岐は九州の玄界灘に浮かぶ島です。福岡県の北の海上にあるので住所は福岡県と考えがちですが、長崎県に属しています。ちょっと意外な感じです。きっと昔長崎の漁師か水軍の勢力範囲だったのでしょう。
さてその壱岐では麦焼酎が有名で「ちんぐ」もそのひとつです。
今回取り上げる「ちんぐ」は、麦焼酎と言っても原料には九州産の大麦と米を使っているので、100%麦を使用した麦焼酎とは言えないかもしれません。でもこれが逸品なのです。麦焼酎といえば壱岐焼酎!・・・・
そうです!壱岐で造られる麦焼酎は世界貿易機関により『壱岐焼酎』という産地表示が出来るように保護されているのです!これと同様に産地表示が出来るものに鹿児島県の『薩摩焼酎』(芋焼酎)、熊本県の『球磨焼酎』(米焼酎)、沖縄県の『琉球泡盛』が指定されています。なお奄美大島諸島の『黒糖焼酎』は世界貿易機関ではなく我が国の国税局が認定した呼称です。
Chingu1壱岐焼酎「ちんぐ」は、大正13年(1924年)に横山確蔵氏が創業した重家(おもや)酒造で造られています。普通創業者の苗字を酒造の名前とするのがこの世界では一般的ですが、何故「重家」としたのでしょうか?私などは「重家」をどう読むのか麻生総理ではないですが、ちょっと迷いました。・・・じゅうけ?しげや?・・・??
実は壱岐では酒造元の事を「おもや・重家」と呼んでいたので、初代がこのように命名したそうです。
Chingu2この酒造の特徴は、昔ながらの製法を守っていることで、木製のこしき(甑・写真参照)で大麦や米を蒸しているそうです。更にこの「ちんぐ」は黒麹仕込みで常圧蒸留法を使っているのでしっかりとした味わいのある壱岐焼酎に仕上がっていると評判です。また原材料に壱岐産の大麦と米を使った麦焼酎も造っていて、その名は初代当主にあやかった「確蔵」という壱岐焼酎です。こうした地の原材料を使って生産したものには、その地域の特徴が出て良いですね!ただ限定3500本という数少ない生産量ですから手に入り難いでしょう。でも一度は飲んでみたい焼酎です。
さてどんな味でしょうか?ラベルには『麹は昔ながらの室で手麹造りし、かめで仕込んだ』とあり、しかも黒麹仕込みですからしっかりとした味わいだろうと期待が持てます。
お湯割で試してみましたが、麦の香りのほかに米の甘味が少し感じられ、思ったよりも刺激が少なくまろやかな、でもしっかりとした味わいでした。なお「ちんぐ」とは壱岐では「親しいともだち」という意味で使われるそうですから、この時期は親友と鍋料理をつつきながら飲むのが良いでしょう。

[メモ] 25度、大麦(九州産)、米(九州産)、米麹(黒)、
     かめ壺仕込み、常圧蒸留、
     重家酒造合名会社
     長崎県壱岐市石田町印通寺浦200番地
     Tel 0920-44-5002 http://www.omoyashuzo.co/

|

« ウィスキー・タリスカー | トップページ | 麦焼酎・揺藍 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/52712/43839822

この記事へのトラックバック一覧です: 壱岐焼酎・ちんぐ:

» 福岡市博多区の中洲の情報 [福岡市博多区の中洲の情報]
福岡市博多区の中洲の情報をチェックしましょう。屋台や風俗でよく知られているここらへん近辺の口コミ情報などをチェック。 [続きを読む]

受信: 2009/01/26 00:35

» 白岳 [白岳]
芳醇な香りとすっきりとした飲み口、軽やかな口当たりの純米焼酎です。 [続きを読む]

受信: 2009/02/06 12:06

» 金鶴の蔵 [金鶴の蔵]
スッキリと飲みやすく芋焼酎が苦手な方にもオススメです。 [続きを読む]

受信: 2009/02/06 13:53

» [氣]
世界のソムリエ「田崎真也」もお気に入りの黒糖焼酎です。 [続きを読む]

受信: 2009/02/06 17:38

« ウィスキー・タリスカー | トップページ | 麦焼酎・揺藍 »