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芋焼酎・白石原酒

Shiraishig白石原酒は、鹿児島県いちき串木野市にある白石酒造の芋焼酎で、割り水をしない状態の原酒をそのまま味わうことが出来ます。
1年に一度しか発売されなくて機会を逃すと来年になってしまうので、急遽買い求めました。
さてこの白石酒造はいちき串木野市にありますが、この長い名前から想像できるように平成17年に日置郡市来町と串木野市が合併してできた市です。そして蔵の元の住所が「市来町湊町」とあるように昔から船が出入りする港町として栄え、また江戸時代の参勤交代の宿場があり当時の名残の石畳があります。更に夏に海亀が産卵する「吹上浜」という日本三大砂丘の一つがあり、この砂丘から眺める夕日は特に美しいそうです。
白石酒造のパンフレットには、『三つの呼吸』が蔵の信条、と書いてあります。
『呼吸』というのは、聞きなれない言葉です?!どういう意味でしょうか?
先ず一つ目が麹。種麹を蒸し米に振りかけ昼夜を問わず手作業で混ぜているとのこと。次はかめ壺。酵母が好む条件を作るため、かめ壺を地中に5分の4ほど埋めて仕込む、櫂入れといって甕の中のモロミを混ぜる作業をこれまた手作業で行う。そして最後が木桶蒸留器。いまどき珍しい木製の蒸留器ですが、これで少しずつゆっくりと蒸留するのだそうです。近代的な設備は使わずに昔ながらの製法を守りつつ創意工夫をこらしているのが、白石酒造の特長です。
さてこうして出来た「白石原酒」はどんな味わいでしょうか!
アルコール度が38度となっているので、蒸留開始直後の60度にもなる、いわゆる「初留・・・はなたれ、とも言います・・・」とは違いますが、かなり特長のある芋焼酎だと期待できます。
早速試してみました。
コルクの栓を抜くとほんのり甘い香りがしました。38度という焼酎にしては高めのアルコール度から、刺激のある香りを想像してたので意外でした。お湯割で飲みましたが、とてもまろやかで刺激が無く『包み込むようなふくらみのある旨味と香り』(パンフレットより引用)という蔵元の言葉が誇張でないことが良く分かりました。
木桶蒸留器では、木の隙間から微量のガスやアルコールが抜けるため柔らかな口当たりになる、と言われてますが納得の味わいでした。

[メモ] 38.1度以上38.9度以下、さつまいも、米こうじ
     黒麹仕込み、かめ壺仕込み、にごり原酒(注)、杜氏 北山欽也
     有限会社白石酒造
     鹿児島県いちき串木野市湊町3138
     Tel 0996-36-2058

 注:にごり原酒とは蒸留して得られた原酒を濾過してないことを表してます。

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