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麦焼酎 情け嶋

Nasake「焼酎」というとどうしても九州・奄美諸島を想いがちですが、それ以外の地域でも焼酎はつくられており、注目に値するものが多くあります。特に日本は島国でそれぞれの島に特徴のあるものがつくられており、伊豆諸島では焼酎のことを「島酒」と呼んでいるそうです。
今回は島酒の中で東京都・八丈島の焼酎を選んでみました。
その焼酎は、『麦冠(ばっかん) 情け嶋』です。江戸時代に薩摩藩の御用商人で回漕問屋を営んでいた丹宗庄右衛門が密貿易の罪により八丈島に流されて、さつま芋や焼酎を造るための器具を薩摩から取り寄せて焼酎造りを伝授したのが始まりだそうです。・・・・このあたりの詳しい内容は、このブログ『丹宗』(2007年1月24日付け)で紹介してますので、ご一読ください。なお『丹宗』は、一人蔵で知られる木場酒造の芋焼酎です。Shimazakenohi・・・・そして八丈島には丹宗庄右衛門の業績を称えて「島酒之碑」が建立されているそうです。
さて『情け嶋』の由来は、八丈島の民謡「八丈しょめ節」から引用されているようです。でも「しょめ節」ってどんな民謡なのでしょうか!?どうやら『しょめ、しょめ』というはやし言葉から来ているようです。実際にこの「八丈しょめ節」を聞いたことが無いのではやし言葉の感じが分かりませんが、歌詞が『♪沖で見たときゃ 鬼島とみたが、来てみりゃ 八丈は情け嶋♪』で始まっているので、この歌詞から取ったと考えられます。
また「麦冠」は、「日本で冠たる麦焼酎にしたい」との想いから付けられたそうです。
さてその麦冠・情け嶋は、どんな味わいでしょうか?楽しみです!
お湯割りにするとぽっと麦焼酎の香りが立ち込めました。香りはかなり濃厚な感じでした。口に含んでみると辛口だけど強い刺激は無く全体にまろやかな味わいで、のど越しも辛口の余韻がほんのりと残りました。
一説によると、『情け嶋』を製造する八丈興発株式会社は、八丈島で唯一減圧蒸留器を所有しているそうで、『情け嶋』は減圧蒸留と常圧蒸留で出来た焼酎をブレンドしているそうです。こうした製法も濃厚な感じだけど意外とまろやか、という味わいになっているのかもしれません。

[メモ] 25度、麦、麦麹
     八丈興発株式会社
     東京都八丈島三根1299
     Tel 04996-2-0555

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