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球磨焼酎・一九道

Ikoudou今宵取り上げるのは球磨焼酎ですが、「一九道」!?
さてどう読めばいいのでしょうか?「いっきゅうどう」?「いっくどう」?「いちくみち」?
考えれば考えるほどわけが分からなくなります。
でも大丈夫!ちゃぁ~んと、読み方とそのいわれが書いてあります。
それによると「一九道」は、「いっこうどう」と読むそうで、そのいわれは『道は十九度にあり』と言って、焼酎は25度という概念にとらわれず19度にして、わざわざお湯や水で割ることなくそのまま『割らずに飲める』旨い焼酎を目指していることから、「一九道(いっこうどう)」の名前を付けたとのことです。そして19度にするメリットとして、生(き)のままでも、ロックでも、米の甘味と柔らかさとが際立つ焼酎となることだそうです。
Ikoudou2さてこの球磨焼酎を出している「豊永蔵」は、・・・・ウッ、この蔵の読み方は?「ほうえいくら」??・・・「とよながくら」と読みます・・・・明治27年創業と言いますから114年くらい続く酒造で、でも生産石数は600石といいますから一升瓶で6万本で、そんなに大きな酒造ではありません。でも小さな蔵とはいえ焼酎にかける情熱は大きいものがあります。豊永蔵では『球磨の水、球磨の米、球磨に根ざした人による焼酎』を球磨焼酎というんだと自ら定めて実行しているそうです。こうしたこだわりが「一九道」というユニークな発想の球磨焼酎に実を結んだのだと私は思います。
ところで豊永蔵では、焼酎の飲み方として2つの方法を薦めています。
一つは直火燗による方法、そしてもう一つは「燗極ロック」という飲み方です。
先ず直火燗は、その名のとおり焼酎をコンロ等で直接温める方法で、大体55度位ぬる燗より少し熱い位に温めて飲む方法です。なお、この方法は球磨焼酎伝統の飲み方だそうです。一方「燗極ロック」・・・・昔一世を風靡したエルビス・プレスリーの監獄ロックではありません、念のため、こんなことを書くと私の年代が分かってしまいますが・・・は、温めた焼酎を氷を入れたグラスに注ぐのだそうです。いったん温めて今度は急激に冷やすなんて、元に戻すだけじゃないかと思いますが、まぁものは試しでトライしてみましょう!
直火燗で飲むと米の甘味が強くなり、しかもアルコール度が高いように感じました。「一九道」は19度だから25度の焼酎よりもアルコール度は低いのですが、普通焼酎は6:4でお湯割りにするので、中学生の頃習った溶解液の濃度計算を思い出して算出すると、アルコール度は15度になります。だから「一九道」の直火燗は、お湯割の焼酎よりも高いのは当然です。
次に燗極ロック法ですが、温めて冷やしただけなのに口に含むと舌先に球磨焼酎がまつわり付くようなトロリとした感触がありました。不思議ですね!皆さんも一度お試しあれ!!!

[メモ] 19度、米(熊本球磨産米100%使用)、米こうじ
     合名会社 豊永酒造
     熊本県球磨郡湯前町老神1873番地
     Tel 0966-43-2008

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