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日本酒・奈良萬おりがらみ

Origarami久し振りに清酒を飲んでみました。
この『奈良萬』は私の友人から頂いた清酒です。
ラベルには「純米生酒」そして「おりがらみ」と表示されています。私は日本酒は詳しくありませんが、純米の生酒は初体験です。
この「奈良萬」は、明治10年創業といいますから130年余も続く福島県喜多方市の「夢心酒造」の清酒です。
夢心酒造のモットーは「夢のある酒造り」とのことで、米どころ会津盆地の良質な酒造好適米の「五百万石」、地元飯豊山の「伏流水」、そして福島県が開発した「うつくしま夢酵母」、と地元にこだわった酒造りをおこなっています。こうした努力が実を結んで、全国で始めて3年連続で金賞を受賞しているそうです。
さてこの「奈良萬 純米生酒おりがらみ」は季節限定品で白く濁っています。いわゆる濁り酒です。それと生酒とはどういう関係にあるのでしょうか?・・・と言うわけで、にわか勉強をしてみました。
一般に清酒は、発酵タンクに蒸米、麹、酒母、水を仕込んで清酒酵母を増殖させてアルコール発酵を促すもので、こうした段階を醪(もろみ)と言ってます。醪の中では蒸米のデンプンが麹の酵素によって糖化され、同時にその糖分を酒母で培養された酵母がアルコールと炭酸ガスに分化させていきます。そして最終的に火入れをして残った酵素を取り除きます。生酒は、こうした火入れを行わない酒を言うとのことです。
従って生酒では酵素が残っているので、瓶詰めした後でも瓶の中でゆっくりと発酵が進んでいくといわれてます。また雑味成分を除くためフィルターを通しますが、荒漉ししただけの白濁した酒を濁り酒と呼んでいます。

この「奈良萬 純米生酒」は要冷蔵、と言うことで冷蔵庫で保存して飲んでみました。瓶の底に白くオリのようなものが溜まっていたので瓶を上下して均一にしてみました・・・こうした方法が良いのかどうか、分かりませんが・・・。栓を抜くと中に溜まった醗酵ガスが抜ける音がしました・・・『まだお酒は生きております。開栓時にお酒が吹き出すおそれがあります』との注意書きに納得です・・・。匂いはお米独特の甘い香りがして口に含むと冷たいので最初口当たりが良いのですが、ピリリとした刺激が口の中に広がりました。どうやらこれは、醗酵過程で出る炭酸ガスのためだと思います。この純米生酒は、甘味とともに少し酸味もあり、しっかりした濃厚な味わいでした。「なるほど、これが純米生酒か!」と納得しました。

[メモ]  17度、米、米こうじ、精米歩合 55%
      製造年月 2007年12月
      夢心酒造株式会社
      福島県喜多方市字北町2932

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