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芋焼酎・宝山・芋麹全量

Hozanzen今日飲んだのは、西酒造の「宝山・芋麹全量」です。
西酒造は宝山シリーズが有名で、中でも若き杜氏西陽一郎氏が中心となって造った「冨乃宝山」がそれまでのいわゆる「臭い焼酎」というイメージを一新し女性のファンを増やし、それ以降の焼酎ブームの牽引役になった、と言われています。私もこれまで「吉兆宝山」(2007年9月30日のブログ参照)と「天使の誘惑」(2007年1月14日)を飲みましたが、それぞれ特長があって印象深い焼酎でした。
このほか西酒造には「宝山蒸撰」シリーズがあり、さつま芋の種類により、綾紫、白豊、紅東とそれぞれ芋の名前を付けた焼酎も造っています。更に昔ながらの「薩摩宝山」もあります。
このように若い女性から中年のお父さんまで、幅広く芋焼酎を受け入れてもらえるよう、多様な芋焼酎を造っています。
こうした中で今回取り上げる「宝山・芋麹全量」はどんな特長がある芋焼酎なのでしょうか?
先ず芋麹を使っていることです。一般に芋焼酎を造るとき原料にさつま芋を使うのは当然ですが、醗酵を促す麹には米麹を使うのが普通です。この麹に芋麹を使う焼酎は、「一刻者」(小牧酒造)、「芋」(国分酒造)など、ごく限られています。しかもこれらの焼酎が白麹を使っているのに対して「宝山・芋麹全量」では黒麹を使っており、その上麹用芋を全部砕くことでまんべんなく菌が全体に繁殖する手法を用いているそうです。まさにこの焼酎のためだけに新しい方法で造っているわけで、かなり造り手のこだわりが入った焼酎です。
ラベルには、出来高アルコール度数/28度、原材料名/薩摩芋・芋麹(南薩産黄金千貫100%)、製麹菌/黒麹、蒸留方法/常圧単式蒸留、と書いてあり、更に気合度数/120%、と赤く書いてあります。
全部「芋」を使いしかも黒麹で常圧蒸留ですから、力強い芋焼酎であろうと想像できます。その上気合度が120%ですから・・・期待も高まります。
この「宝山・芋麹全量」は市場に流通する石数が少なくてなかなか手に入らないようです。ネットでも「売り切れ」、「入荷待ち」などの表示が出ているショップが目に付きます。ところが、たまたま立ち寄った酒店で「宝山・芋麹全量がありますよ!」と言われたときは正直ラッキーと思って、衝動的に買ってしまいました。
こうして手に入れた「宝山 芋麹全量」!早速飲んでみました。
お湯割りにすると、芋焼酎独得の甘い感じの香りがしましたが、そんなに強い香りではないです。口当たりも意外にまろやかであんまり力強さを感じませんでした。でも辛口の味わいと喉越しに辛口の余韻が長く残りました。こうした点ではしっかりとした味わいの芋焼酎だといえます。
ラベルには『創業以来、変わることなく旨さを磨いております。』との言葉がありました。この『旨さを磨く』という言葉に創業弘化二年(1845年)の老舗であっても、日々努力を怠らないとの心意気を感じました。

[メモ] 28度、さつま芋、芋麹、黒麹、瓶詰め日2007年12月4日
     西酒造株式会社
     鹿児島県日置市吹上町与倉4970-17

Hozan3Tsuruお遊びですが、この芋焼酎には、和紙でと紫の袱紗で封印されています。この和紙は丁度正方形だったので、「折鶴」をおってみました。丁度背中の部分に「封印」、尾の部分に「2007年謹製」の文字がきました。

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受信: 2008/03/15 06:59

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