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芋焼酎・吉兆宝山

Kichhosan西酒造の若き当主八代目西陽一郎氏は東京農業大学醸造学科卒業で、創業が江戸時代末期の弘化(1845年)という老舗の酒造を率いて活躍しています。特に彼が手がけた「冨乃宝山」は、古くからある「焼酎は臭い」というイメージを払拭する一品として発売以来注目を集め、いわゆる焼酎ブームの火付け役になった、と言われてます。
ところで余談ですが、実は私はこの「冨乃宝山」を飲んでないのです。評判となっているものには背を向ける、という天邪鬼な性格なものですから・・・スミマセン・・・。
この西酒造には「宝山」という名称が使われている焼酎が多いです。これは、昔、琵琶法師の宝山検校が琵琶の吟弾(弾き語り)で龍を昇天させて人々に冨をもたらした、という逸話に基づいて「宝山」の名前がつけられているそうです。
さて西酒造の焼酎の中で、以前「天使の誘惑」という長期熟成してまるでブランデーのような味わいの焼酎を飲んでますが(2007年1月14日のブログを参照のこと)、今回はこの酒造で古くから造られている「吉兆宝山」という銘柄を飲んでみました。
「吉兆宝山」は、黒麹を使って一次、二次仕込み共に甕壺を使い常圧蒸留で造られてます。こうしたことから、芋焼酎らしいしっかりとした味わいが期待されます。
ラベルには、『古の昔、宝山検校、琵琶の和音色、これ吉兆なり』と「宝山」の由来が書かれていて、裏のラベルには、南薩産黄金千貫のさつま芋を使い、蒸留方法は常圧単式蒸留であることの他、赤字で「気合度数/120%」と書かれています。この気合度数に、私は創業以来かわることなく旨さを磨いていきたい、という若き当主の意気込みを感じました。
さてその味わいは?お湯割で飲んでみました。芋焼酎独特の香りはそんなに強くありませんが、口に含んでみると想像通りしっかりとした味わいです。やはり黒麹、常圧蒸留、甕仕込みの技が冴えています。のど越しに辛口の余韻が残りますが、それほど強くなくて全体にまろやかで余韻の残る、しっかりとした味わいの焼酎です。

[メモ]  25度、南薩産黄金千貫、米麹、常圧単式蒸留
      西酒造株式会社
      鹿児島県日置市吹上町与倉4970-17

(追記、2007年10月7日)
私は飲んだ焼酎のラベルを剥がして記念として保存しています。
いつもの通り、飲んで空になった「吉兆宝山」のラベルを剥がしたところ、ラベルの裏に「ありがとう」と言う言葉があるのを発見!!瓶は黒いので反対側から読むことは当然出来ないし、この言葉を見て本当にびっくりしました。
ラベルの裏までこの心遣い!!さすが西酒造さん、なかなかやりますねっ!

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