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日本酒・すず音

Suzuこの「すず音」は、発泡性の清酒という珍しいお酒です。
すず音!実は職場の同僚から教えてもらってはじめて知りました。都内のデパートなどを探しましたがなかなか無くてあきらめかけていた時に、地元で見付けたものです。正に「灯台もと暗し」でした。
瓶は緑色でスマートな形をしてます。ラベルは無くて瓶に直接印刷されているのでとても洗練された印象です。瓶には『瓶内発酵によって生まれる繊細な泡が、まるでシャンパンを思わせる発泡清酒です。』と印刷されています。
「瓶内醗酵」?聞きなれない言葉で、調べてみました。
すず音は酒米「とよにしき」を65%まで精米し、米麹を使って醗酵させるのは一般的な清酒の製法と同じです。ただモロミの醗酵があまり進んでいない段階で瓶詰めをし、その後瓶の中でゆっくりと醗酵させているとのことです。こうした製法のため醗酵で生じた炭酸ガスが瓶内に閉じ込められ発泡性の清酒となる、という訳です。すず音は光や温度変化によって味わいが変わってしまうため要冷蔵商品として流通しており、またキャップは耐圧製のものを使っているとのことです。
Suzu2さてその味わいはどうでしょうか?
グラスに注ぐと細かい炭酸の泡で白く濁って不透明です。香りはほんのり甘く甘酒のような匂いがしました。口に含むと舌先に刺激を感じましたが、泡がきめ細かいためでしょうかそんなに強い刺激ではありません。口当たりが良くてしつこくない甘さでシャンパンのような味わいでした。アルコール度は5%なので、お酒の苦手な女性も気軽に飲めると思います。そういえば、このすず音を教えてくれたのは女性の同僚でした。

このすず音をつくっているのは「一ノ蔵」という宮城県の蔵元です。これからお酒に親しもうとしている若者や強いアルコールはちょっとという女性をターゲットにして、『日本酒はオヤジくさい』というイメージを変えたいとの想いで開発したそうで、その意図は見事に成功していると思います。
なお一ノ蔵からは、「花めくすず音」という季節限定のすず音も出されています。このお酒はすず音をベースに、地元宮城県産の黒豆と紫黒米を使ってピンク色に天然着色したもので、お祝い事に良く使われているそうです。私もネットで購入してみようとしましたが、全部予約制でしかも完売でした。残念!

[メモ]  5%、精米歩合65%、米、米麹
      株式会社一ノ蔵 
      宮城県大崎市松山千石字大欅14

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