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芋焼酎・丹宗

Tansouこの芋焼酎・丹宗のラベルを見ると『斬首(くび)あらいの焼酎』とか、『流人甕仕込み』という文字が目に入ります。斬首とは、罪人が刀で首を打ち落とされることですから尋常ではない言葉ですし、流人とは島流しになった罪びとを指します。
何だかちょっと焼酎にふさわしくない言葉だなぁ・・・・・というのが私の第一印象でした。・・・でも一升瓶の裏ラベルに名前の由来が書いてあり、読んでみると納得しました。
その由来は次のとおりです。
Photo江戸時代後期の嘉永年間、薩摩の国阿久根に「丹宗庄右衛門」という薩摩藩御用回漕問屋を営む商人がいました。当時薩摩藩は密貿易を行っていたが、これが幕府に知られることとなり、嘉永六年(1853年)、丹宗庄右衛門は密貿易の罪で八丈島へ流されました。当時の八丈島には、既に甘藷(さつまいも)が栽培されていて、これに目を付けた丹宗庄右衛門が薩摩から道具一式を取り寄せ、芋焼酎造りを指導したとのことです。そして焼酎造りは八丈島から伊豆諸島にあっという間に広がったそうです。現在八丈島には、丹宗庄右衛門の業績を称えて「島酒之碑」が建立されているとのことです。
・・・・この項はラベルのほかあくね焼酎屋さんのホームページ(http://www.rakuten.co.jp:80/akune/460312/685407/)を参考にしました・・・・

・・・・・成る程!これで流人甕仕込みなどの文言が書かれているのも納得です。でも斬首(くび)あらい、とはどういうことでしょうか?更なる疑問がわいてきました。罪人が流されたからでしょうか?それとも甘藷を洗うのがくびを洗うのに似ているからでしょうか?・・・これは珍説かも・・・もう少し調べてみたいと思います。
さて丹宗は木場酒造でつくられています。この酒造は木場氏がひとりで焼酎造りをしている「一人蔵」で知られていて、ラベルに『年間生産量は、手間がかかる製造のため本数に限りがあります。』と書いてあります。
さて、この焼酎を試飲してみました。
生のままでは、匂いはほとんど感じませんし、口に含んでも舌先に少し辛味を感じるくらいで、まろやかな印象です。お湯割にすると匂いが強くなりますが、芋焼酎らしい少し甘い香りで好ましいものです。口に含むと辛口が強調されしっかりとした味わいです。全体としてしっかりとしたなかにもまろやかさを感じる焼酎でした。
なおこの焼酎は、「芋」は赤土を使用する契約農家で栽培し、「麹」は昔ながらの河内S型白麹を使い、伝統の甕仕込みで「造る」という、当主木場氏のこだわりが良く出ている逸品です。

[メモ] 25%、さつま芋、米麹
     木場酒造有限会社
     鹿児島県曽於市末吉町諏訪方8881-2
     Tel 0986-76-2383 Fax 0986-76-2863

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