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芋焼酎・天使の誘惑

Tenshi今回取り上げるのは西酒造の「天使の誘惑」です。この焼酎は、焼酎関係の書籍では必ず取り上げられていて、その飲み方はロックかストレートが良いと紹介されています。確かにアルコール40度ですからウィスキーやブランデーと同じ飲み方が良いのかもしれません。
私は先ずお勧めに従ってロックで飲んでみました。
琥珀色の液体は『ほんとにこれが焼酎?!』という疑問が生じるほどです。匂いも芋焼酎特有の香りが無くリキュールと間違えるほどです。口に含むと舌に刺激がなくまろやかな味わいですが、のど越し辛口の余韻が残りました。最後まで『これが焼酎か?』という感じを持ちながらブランデー的な味わいを楽しむことが出来ました。
Tenshi2さてこうした焼酎はどのようにしてつくられているのでしょうか?
この焼酎の裏ラベルには、『蘭引きし、熟成を重ね、歳月を刻みました。』、とあります。そして「天使の誘惑」と名付けた由来も書いてあります。ここで「蘭引き」とは、蒸留器ことをアラビア語で「アランビック」と言ったことから、江戸時代に蒸留のことを蘭引きと呼んだそうです(出展「アルコールと栄養」光生館)。そして蒸留した原酒を4~5年タンクに貯蔵し熟成した後、更に3年ほど樫樽で貯蔵しています。つまり7~8年ほど熟成に熟成を重ねた焼酎なのです。このように長期間原酒の状態で貯蔵すると高アルコール度の一部が蒸発してしまうので、これを天使の取り分として「天使の誘惑」の名前が付けられた、とのことです。

次に書籍の推薦方法に逆らい、こうした高級な味わいのある焼酎にとって邪道かもしれませんが、焼酎の飲み方の正道お湯割で飲んでみました。お湯の中に天使の誘惑を注ぐとお湯が琥珀色に変わり、ほんのりとした匂いが立ち込めてきます。口当たりはよりまろやかになり、少し辛口が強調された飲み口となりました。皆さんもロック、ストレートだけでなく一度だまされたと思ってお湯割で飲んでみてください。

[メモ] 40度、芋(南薩産黄金千貫)、米麹(白麹)
     西酒造株式会社
     鹿児島県日置郡吹上町與田4970-17

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