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芋焼酎・磊山(らいざん)

Raizan「磊山(らいざん)」は王手門酒造合名会社の芋焼酎です。この酒造の焼酎は、今までにもこのブログで「龍。(ろんてん)」(2005年1月アップ、以下同じ)、「銀滴復刻版」(2005年3月)や同じく「銀滴百六十石」(2006年2月)、を取り上げています。どれも特長のある焼酎ですし、ネーミングもなかなかユニークです。
王手門酒造は、明治28年(1895年)に個人が興した会社が基となっているそうで、その後合名会社となり今日に至っているそうですから、111年の歴史のある酒造です。この酒造で最初から造っているのが「銀滴」というブランドとのことです。昨年2006年に、新たな水源を求めて宮崎県の南那珂郡北郷町に移転しましたが、それまでは北郷町の隣にある日南市飫肥(おび)で醸造していました。飫肥は明治初期までの約280年間、伊東藩5万1千石の城下町として栄えた所で、武家屋敷、石垣、漆喰塀など往時を忍ばせる風情ある町並が保存されていて、九州の小京都と言われています。また、飫肥藩は進取の精神に富み教育に力を入れていて、藩校として振徳堂がありここで明治の外交官「小村寿太郎」が学んでいます。毎年秋に城下祭が行われていて、今年は10月21日(土)、22日(日)の二日間にわたって盛大に開催されます。
こうした土地で焼酎を造り続ける王手門酒造は、「銀滴」など伝統あるブランドを守りつつ「龍。」など斬新な試みにも挑戦する酒造といえましょう。
さて「磊山(らいざん)」は、どんな味わいの焼酎でしょうか?
生のままで飲むととても口当たりの柔らかで、のど越しに辛口の余韻が残りました。お湯割りにすると、香りが広がりますが、そんなに刺激的ではありません。口に含んでも香りと同様、全体にまろやかで辛味を感じるものの刺激が無くのど越しは滑らかで辛口の余韻が残りました。
ラベルに書かれている四代目蔵主の口上によりますと、『この焼酎は更なる「旨さ」を追求したもの』とのことで、そのために『低温管理により熟成期間を通常より長めにとり、一次仕込みに黄麹を使い鳴門金時芋を使った』のだそうです。日本酒の仕込みに使う黄麹と鳴門金時芋の絶妙の組み合わせがこうした味わいを生んだのです。
このように王手門酒造は、飫肥藩の伝統を重んじ同時に進取の精神に富む土地柄を酒造りにいかしている酒造といえます。

[メモ]  26度、金時芋、黄麹
      王手門酒造合名会社
      宮崎県南那珂郡北郷町大字大藤甲898-8
      Tel 0987-21-7717 Fax 0987-21-7727

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コメント

このブログを見てのみたいと思い探してみました。25度はあるんですが、この26度が見つからない。そしたら、ヤフオクで、出てるじゃないですか。びっくり。なんとかしたいとおもっています。

投稿: きりこ | 2012/09/19 08:36

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