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芋焼酎・風に吹かれて

Kaze「風に吹かれて」は、「六代目百合」の原酒です。
一般に、焼酎を蒸留した直後は風味を損なう油(フーゼル油)等いわゆる雑味成分があり、これらを取り除くため冷やしたり濾過をして成分を安定させます。それからタンクや甕に貯蔵して熟成させた後、水を加えて(割り水という)アルコール度数を調整します。原酒とは、この割り水を一切加えず蒸留したままのものを言います。
この「風に吹かれて」は、このブログでも何度か取り上げている立川市にある浅見酒店さんに、一年以上前たまたま立ち寄ったときに置いてあって運良く購入できたものです。以来、冷蔵庫に貯蔵して時々飲んでいます。
この焼酎をつくっている塩田酒造は、小さな酒造で生産量も少ないので「六代目百合」はなかなか手に入りにくく、私は東京・多摩地区ではこの浅見酒店しか知りません。「六代目百合」が入荷!との情報があっても、もたもたして行き遅れると既に売り切れ、という状況です。
さて、このように幸運にも手に入れた「風に吹かれて」ですが、瓶自体にはとてもスッキリとしたというか、あっさりとしたラベルが付いているだけです。酒造のメッセージに「純粋に原酒としてのこだわりを楽しんでいただくため、蔵内の味と香りをそのまま封印した」とあるように、正に原酒を楽しんでもらいたい、との心意気、更に言えば酒造の自信が込められている逸品です。
アルコール分は42~43度と普通の焼酎が25度ですからかなり高めです。
匂いはやや甘い香りがしました。冷蔵庫で冷やしたためでしょうか、口に含むと舌先にとろりとした感触がしましたが、アルコール度が高い割には舌には刺激がありませんでした。そして口の中で温まると刺激が口の中に広がり、のど越しは辛口で口の奥にいつまでも余韻が残りました。この口の中で原酒が変化していく様子とその後に続く余韻が特長だと思います。

[メモ]  42度以上43度未満  さつまいも、米麹、 平成16年11月24日瓶詰め
      塩田酒造株式会社
      鹿児島県薩摩川内市里町里1604


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